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手を動かす、口を動かす。


2024年11月15日(金)

研究室へ行く途中、使い古された収納ケースが放置されていた。
どうすればこういう状態になるのか。
何も分からないけど、背後の物語を感じる。
何かがあったんだろう。
何も分からないけど。
分からないことから立ち上がる美しさを抱きしめたいよ。

夕方から知人が個展を見に集まってくれた。
人のありがたみを感じる毎日だ。
ファミニズムやジェンダーに関心があって、作品展開もしているアーティストの加川日向子さんと藤嶋咲子さんが同じタイミングで来てくれた。
藤嶋さんがこの前、近藤銀河さん著の『フェミニスト、ゲームやってる』(https://amzn.asia/d/f3g9ptU)を読んでて、その表紙の絵を描いたのが加川さんで、ここ繋がったら面白そうだなと思ってたら本当に一緒になった。
最早僕の展示はどうでも良かった。
出会ったことが全てだった。

展示の中で体験コーナー(実際に手を動かして作ってもらえるコーナー)を作ってるんだけど、二人が作りながらフェミニズムのことや制作のことなど、色々話している様が面白かった。
ジェンダーに絡めて言うなら女性が手仕事をしながら世間話をしたように、手を動かすことと口を動かすことは面白い関連性がある。
手が動けば会話も弾む。
手前味噌ながら、良い空間を作れたなと実感した。
本当にありがとうございます。

激流のように一週間は過ぎる。
全ては流れていき、新しい波がやってくる。
この日曜日で一区切り。
またどこかへ。
その前に、今目の前にあることをしっかりやり切る。
週末まで走り切る。

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