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二時間の わずかな時に 映るとこ 映画のロケ地 記憶に残せ

寺の前に来た。数カ月前に公開された映画のロケ地がここにあると聞いたのだ。その映画を見た時には全く気づかなかった。おそらく2時間ほどの放映時間のわずかな間だけ使われたのだろう。記憶を頼りに歩いてみる。だが記憶などはあいまいで全く手掛かりがつかめない。わからないのだ。まさか映画館で勝手に画像の撮影などできない。さて困ったものだ。こうなったら、次何らかの状況で行われる映像の配信を待つしかないのだろう。
「あ、でもさて何時の事やら」ため息をつきながら歩く。少なくとも今の風景を目に焼き付けておこう。それだけを意識しながら。

「次ここに来る時は、夏場かな。多分そう考えているかもしれない。だから絶対に覚えておこう」と、間もなく公開される映画を楽しみにしつつ、ロケが行われた冬の寺の風景を目に焼き付けるように散歩しているのだった。

二時間の わずかな時に 映るとこ 映画のロケ地 記憶に残せ
(にじかんの わずかなときに うつるとこ えいがのろけち きおくにのこせ)

本日の記事「河内長野市の天野山金剛寺が映画のロケ地に」を参考にしました。

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