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夏の夜に 祭の間は 花火かな 近くで見えて 頭に歌が
本来なら店の営業も終わり、静かになる道の駅である。せいぜい車中泊を決め込むような車が止まるか、深夜にワンとともに散歩をするような人しかいないような時間帯。だがこの日は違う。年に一度の夏祭りが開催されたのだ。
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夏祭りと言えば、まず地域の人がブースを出していて食事を提供している。この地域の人は特に焼きそばが好きなようで、焼きそばには行列ができているようだ。あとはドリンクの販売も気になる。今日は車を運転してきていない。だから許される。つまりビールを所望したのだ。
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ビールを飲みながら聞こえてくるのは盆踊りの音頭である。いつも聞く定番の音頭だが、それでも飽きないのが夏祭りのすごいところなのだろうか?そんなことを考えながらアルコールが入った黄金の炭酸水を口に含む。
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ここで盆踊りは中断した。今から夏祭りの命イベントが始まるからだ。それは花火であった。花火と言っても有名な花火大会のような派手さも時間の長さもない。だがこの場所に来ている人の数は知れている。それを見て安心した。なぜならば、昔都会の有名な花火大会に行ったときのことだ。あまりの混雑ぶりに警備員に行き先を阻まれ自由に通行できず、結局花火を見損ねたことを思い出した。
たった5分程度の短い時間である。それでも花火大会の大混雑を考えればゆったりと花火がそれも間近で堪能できた。そして残されたのは花火が残した硝煙のみ。それでも頭の中には次の曲が繰り返し流されている。
夏の夜に 祭の間は 花火かな 近くで見えて 頭に歌が
(なつのよに まつりのあいだは はなびかな ちかくでみえて あたまにうたが)
今日の記事「河内長野駅のミニ花火大会」を参考にしました。