梅見でも 花より団子 理に適う 植木のパフェ 笑うアイデア
「白は終わりかけか、でも赤はまだまだ」そんなこと思いながら梅を見た。毎年恒例になっている、梅林に設置しているこたつに入りながら梅を眺める。この日は天気が良く、青空が広がっていた。だからそんなに寒くはないが、それでも下半身はこたつで温まっているのがわかる。
「そろそろお昼時かな」どのくらいこたつにいたのだろう。あるタイミングで空腹を覚えたとき、長居したことに気づいた。
「レストランに行って見ようか」
近くにレストランがあることを知っている。店の前で何を食べようかと眺めると、中々素敵なランチがあるではないか。
野菜をすぐ近くで栽培したとれたてというのが、レストランのウリらしく、サラダの量が多いらしい。とりあえず美味しくいただいてみた。やはり正直だったのか、一口口に運べば休むことなく手が料理と口との間を往復する。
「花より団子は、梅でも適用されるな」新鮮野菜を食べながら思わず笑いがこみ上げた。そしてもうひとつデザートも頼んだが、これが来たときには本当に驚く。「まるで植木鉢のようだ」注文時に写真があったから予想はついているとはいえ、3次元で見るのとまったく違う。
スコップに見立てたパフェに、再度笑いが込み上げる。そしてスプーンで、土を掘り起こすようにパフェをじっくりと味わった。
梅見でも 花より団子 理に適う 植木のパフェ 笑うアイデア
(うめみでも はなよりだんご りにかなう うえきのぱふぇ わらうあいであ)
今日の記事「河内長野花の文化園の梅こた」を参考にしました。
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