秋からの うまいビールは クラフトか 受賞ものを 頼んでみるか
日々温度が下がっている。ようやく暑さから解放されて涼しくなったと思っていたが、気がつけば涼しさを通り越し、もう寒くなってきたという気持ちだ。あのときは半袖でも暑かったのに、11月になるとそうはいかない。慌てて上着を取り出すほどになってしまった。つい2か月ほどまでは残暑に苦しんでいたというのに。
同じ場所にいながらこのギャップはどういうことだ?やはり四季がある日本だからということなのだろう。
残暑のころは、暑さを癒すためにビールをよく飲んだ。ジョッキまでキンキンに冷えた黄金色の炭酸は、のどの渇きをいやすのと、後から喉の奥より湧きでるアルコールによる効果で、心地よく感覚が鈍るほろ酔い気分が最高だった。
だがここまで温度が下がると、もう黄金色のビールを飲もうという気分ではない。といいながら今からうまく飲めるビールがある。そうクラフトビールだ。夏のビールとは違った濃厚なモルトの甘みと、心地よいフレーバーと苦みを感じるホップの風味が楽しめる。黄金色のビール同様にクラフトビールも好きだから、これからはグビグビではなくチビチビと味わうとしよう。
「ほう、金賞を受賞したのか」地元のクラフトビールの健闘に思わず口元が緩んだ。確かここはできてまだ1年たっていないはずである。いきなり金賞を受賞したと聞くと、醸造所の当事者でもないのに嬉しく感じた。
「明日かな」スケジュールを確認する。今日は夜から予定があって立ち寄れない。だが明日は夕方から空いている。「明日は受賞ものを頼んでみるか」ということで楽しみを1日伸ばすことにした。
秋からの うまいビールは クラフトか 受賞ものを 頼んでみるか
(あきからの うまいびーるは くらふとか じゅしょうものを たのんでみるか)
本日の記事「万里春ビール」を参考にしました。
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