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市川SC27番は右膝と左足を手術しました。毎日note538日目

今朝にXを見ていて流れてきた動画。

「スポーツに失敗なんかない」


果たして本当にそうだろうか。

結論、僕は「失敗は存在する」と思っています。
ただし、それは一瞬の局面で起こった結果というだけです。そしてそれは一瞬にしてどうでもよくなる。
要は考え方や捉え方です。スポーツにおいてはこの「失敗」という表現は好ましくないものだと悟っています。これが「仕事」となるとまた別かもしれません。

ここでこの選手が「失敗ではなく成功へのプロセスなんだ」と表現しています。これは「スポーツ選手として素晴らしいメンタリティだ」ではなく「スポーツ選手として当たり前のように持つべきメンタリティ」だと感じます。動画の中でも選手が記者に対して「マイケルジョーダンは15年プレーして6度チャンピオンになった。じゃああとの9年は失敗だっていうのか?」と聞きます。そう、誰もが「そんなわけない」と思うわけです。この理屈からすると、失敗を恐れる必要はなく、堂々と生きることが大切だとわかります。これがなぜ難しいのかというと、難しいというよりは潜在的にそれが制御されてしまう環境に身がおかれやすくなっているのが日本の社会だからです。だからサッカーでもスポーツでもなんでもそうだけど、社会と分断することはできないわけです。この問題を解消できる環境がスポーツであったり、スタートアップ企業であったりするんだと思います。(一概には言えないけども)古い体質を持った企業よりは間違いなく良いと思います。

今日の市川SCはTRMでした。相手は神奈川の強豪「鎌倉インテル」
監督さんは「競争闘争理論」でおなじみの河内一馬さん。試合前に「本読んでます」とご挨拶させていただきました。
45分x2本。スコアは1-1のドロー。

前半の半分以上は、うちが全くペースを握れなかったものの、相手がチャンスをモノにできなかったり、GKシュンスケのビッグセーブ連発があったりとでなんとか凌いでました。前半残り10分くらいからは徐々に相手陣地へ侵入できる機会が増えてゴールを脅かすようになっていきました。
後半はつばぜり合いのような展開の45分。90分色んな意味で見応えのある展開でした。

市川SCは控えメンバー中心での構成でのキックオフ。普段から強度の高いトレーニングをしているので控えとはいえみんな勢いとパワーのある選手たちであることに変わりありません。それでもやはりスタメンとの差はハッキリと感じてしまいます。これには様々な理由があるんだけど、やはり圧倒的な「感情表現の不足」だと僕は思っています。実際に要求を続けているのは普段から公式戦に出ているメンバーでした。前の選手と後ろの選手でのギャップがそこで生まれます。監督からも毎回のようにこのコミュニケーションのギャップを無くしていこうというのに対して、なかなか実行できないのは普段控えになっている選手の特徴のひとつかなと思います。それでも給水タイムの時に選手と監督が口論したり、お互いに厳しい要求をしたりというシーンがあるのは「市川SCの強み」だと思います。これを強みと言える理由は「市川SCがそういうチームである、というのが浸透されている」と思うからです。監督も言っていましたが、多くの社会人サッカーチームはこれを実行することができません。チームがよりよくなるために絶対的に必要なコミュニケーションであることがわかっているにも関わらず、です。だから今日の試合だって無駄なことはひとつもなかったと信じてます。

また相手の鎌倉インテルも、幸野GMとの話の中で「最近得点が出来ていない」という情報がありました。本当にそのとおりで、相手は得点にできるシーンをモノにできないシーンが多かったです。これがまたひとつの「流れ」なんだと感じました。もちろんウチが強固な守備を持っている理由もあるけども、そういったことも含めてゴールまでも道のりが遠いゾーンみたいなのに入ってるんだなと思いました。これはどれだけトレーニングを積んでいても埋まるようなギャップではないと思ってます。もはや考え方ひとつというか、概念を変えてみるとか思い切った舵を取らないことには解消されないと思っています。例えば「ここは絶対に決める」というよりも「確実にボールを蹴る」とかです。これは市川SCにも言えることだし、全サッカー選手に言えることでしょう。

それとスポーツにおける「流れ」というのも醍醐味のひとつだと改めて感じました。今日もピッチ上で調子の良い選手、悪そうな選手とハッキリと別れていました。今日の市川SCの前半でいえば、「中盤出ていた選手が良い状態で前向きにボールを持って余裕をもってパスを出せる状態」になった時間が増えてから流れが徐々にこっちに来ました。このように「流れ」というものが存在していてその「きっかけ」っていうのが必ず存在します。そして調子の悪そうな選手は他の選手がどこかでカバーしていることで成立します。

さっきバレーボール女子の日本代表vsアルゼンチン代表の試合でも同じようなシーンがありました。日本は3セットをストレート勝ちしましたが、試合に出ていたキャプテンの古賀選手は2セット目終了時点でほとんどスパイクが決まっていなかったんだけど、3セット目の終盤でスパイクが決まりだして、最後もブロックワンタッチを取って日本のマッチポイントをもって勝利しました。古賀選手のスパイク決定率は低かったかもしれないけど、井上選手をはじめ他の選手のスパイク決定率が高かったからこそのストレート勝ちだし、古賀選手が苦しむということはそれだけマークされている証拠でもありますから、試合全体を見てみれば、「調子の良い選手」「調子の悪い選手
」が存在したとして、調子の良い選手がハイパフォーマンスを見せ続ければ、それが展開のウィークポイントを補えるということになります。

こういうのがスポーツでは多々起こります。
また団体闘争競技と競争競技、間接的な闘争競技と直接的な競技でも性質が全く異なります。これらを踏まえるとサッカーは流れを自分たちの方へ引き込むのは非常に難しいのです。だからこそ「無数のコミュニケーション」が必要になってきます。情報の出し合いの連続です。「自分の要求」「相手の分析」「味方や相手の状態」すべてです。
やっていきましょう。市川SCが関東リーグへ昇格するためには「やるしかない」のです。

今日1日でまたスポーツに魅了されました。
4時に起きてラグビーも見るつもりです。

ひとつよしなに。

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みのってぃ。

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