靭帯切れてから毎日noteを書いてる節句人形屋さん。（357日目、手術後327日）

いやはや。痺れました。
プロ野球日本代表のみなさま本当におめでとうございます。
やっぱりスポーツは偉大です。選手のみんなも口を揃えて言っていただろうけど、こちらも「感無量」でございました。

今大会はしっかりと試合観戦をしておらずハイライトのみでしたが、要所での個人技術の高さやチームワークが局面ごとに発揮されていて素晴らしかったし、さすがプロフェッショナルだなと感じました。アメリカにしてもメキシコにしても、他の国の選手たちも当然のように素晴らしいパフォーマンスを見ることが出来て、いち野球ファンとして大興奮でした。（一番好きなのは当然サッカーです）

野球についての技術的なことはボクも素人同然です。なので今回はプレー意外の部分で感じたことを書いていきます。
既にyoutubeにも様々なインタビューやスピーチの場面が上がっていますが、まずは決勝前に日本選手団が円陣を組んだ時の大谷選手の言葉です。

「僕からは一個だけ。「憧れる」のをやめましょう。僕らはトップになるためにここへ来ているので。やっぱり憧れてしまったら、その相手を越えられないので。相手は世界有数の選手たちだけど、今日一日だけは、彼らへのリスペクト、憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあいこう！」

痺れます。何度も言うけど痺れます。

これはサッカーにも通ずることがあるんですよね。
僕も数回ですが、正真正銘のプロサッカー選手相手に試合をしたことがあるんですが、当時はやはりどこかで「やっぱりこの人たちはすげえな、さすがプロだな」なんて思いながらプレーをしていた気がします。今考えればこれはとてつもなくもったいないことなんですよね。

『端から見れば、立場や過ごしている環境は違えど、いまこの瞬間だけは、同じピッチに立っているんだ』

こういう気持ちで臨んでいたら、またボクのサッカー人生もどこかで変わっていたのかもしれないと、そんな気がします。だっさいたらればです。

既に世界一のプレーヤーと称されている大谷選手のような人間は、常にというか、そういったメンタリズムは当然のように持っていて当たり前なんだと思います。だけど、日本代表の猛者たちを目の前にこれを宣言したということは、やはり日本代表選手団といえど、そういった過大なリスペクトがあったと感じていたのかもしれません。この一言が無ければもしかしたら日本の優勝は無かったのかもしれません。本当に多くのことを気づかされます。

続いて、ヌートバー選手の勝利後のインタビューです。
ご両親と共にＱ＆Ａをしていたんだけど、あのファミリー愛は見ていて心が潤います。きっと「家族の時間」ずっと大事にしてきたんだなーと思いました。

日本人の「習い事文化」は特徴的なんだけど、それが大きく影響してしまって、時に大切な「家族と過ごす時間」を奪ってしまうこともしばしばあるのです。だけどアメリカをはじめ、オーストラリアもそうでしたが、多くの国では「家族と過ごす時間」をとても大切にします。日本人も多くの人が大切にしているとは思いますが、海外と比べると少し軽薄なのかなと感じます。まあそれは国民性の文化でもあるし、ひとつの要素にしか過ぎないので、良いか悪いかというのは判断がしづらいです。
ただ、家族というチームはその人によって唯一無二だというのは間違いないので、家族との時間は「特別な時間扱い」として過ごすべきなんだな。と、ここ数年では感じるようになりました。

僕らはひとりでは生きていない、というのも間違いないからこそ、お世話になっている人達、支えてくれている人達には感謝するわけですから、野球選手だったら、それ以外の時間を。サッカー選手だったらそれ以外の時間も大切にするべき。
そうすることが、結果的に試合でのパフォーマンスは維持できるし、上がるんだと認識しております。それが普通になればいいなーと感じております。

ＷＢＣは我らが日本代表の優勝という喜ばしい結果で終えました。
次は世界陸上です。ああ、なんて素敵な日常だこと。
とにかく今日は、おめでとう！日本！

ひとつよしなに。

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みのってぃ。