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『読書ノート』という日記帳で気持ちを整理する

本が好き。

ペラペラと紙の質感も楽しみながら
めくって読む時間が好き。

いい言葉だなぁ、ここ好きだなぁ、そんなふうに
心にとまったり、気になった個所には付箋をつけて読む。

マーカーではなく、付箋の理由は単純 後ではがせるから。
(そして付箋は再利用もできる・・・)

すべて読み終えて『読書ノート』に記録する。

付箋をつけていた個所を、読み直し

なぜ 心にとまったのか
なぜ 気になったのか
なぜ 好きなのか

必要があれば引用し清書し
「わたしは こう思う」を書いていくのだ。

何度読んでも
毎度同じ個所に がっつり心つかまれることはもちろん。
ときに、なぜここに付箋つけたんだろう?と
わからなくなってることもあったり
なぜ、こっちに付箋ついてないんだろう?と
新しく発見してしまったりすることもある。

私の気持ちが そのときそのとき 変化しているからだと思う。
それは仕方ない。
なにに 心が反応するかなんて それは自分でもコントロールできない。

だからなるべく新鮮なうちに『読書ノート』に記録するようにしている。
余裕があれば、読みながら書くこともある。
『読書ノート』自体を読み直して、新たに書き足したりすることもある。

一見、時間もかかるし
めんどくさそうで、字を書くのだって疲れそうと思われるかもしれない。

けれど わたしは書くことも好きなのだ。

書き出すことで 整理しているのだと思う。
いや、書かないとうまく整理できない、のほうが正しいかな。

手帳も書くけれど、それは「行動の記録」が 大半を占めているから
行動の整理はできても、そのとき感じたことの整理はできていない。

だからわたしにとって
『読書ノート』=『思考の整理』=『思考の記録』であって
いわば、ひとつの日記帳でもあるのだ。


【本】という素晴らしい世界の力をお借りして
自由に なんでも書いてゆく。
自分が 考えたことを記録する。
おまけに その日の自分も記録する。


しかし 困った・・・

感じたことを 自分の言葉で表現したい。
noteでも、自由にこころのままに楽しみたい。
そう思っていたのに
実は、そういうアウトプットが、とてもヘタなことに気づいた。

自分の言葉って なんだろう?

確かに 心は反応したのだ。
けれど、それに対していざ、その反応を言葉で表現しようとすると
これがなかなか・・・

私の短所である ”ややこしく考えるくせ”が 邪魔をする。

なので 割り切って 練習練習 と
つらつらと たんたんと そのままに でてきた言葉で
綴ってゆくしかないのだ。


それで ほんとに整理できてる?

そう聞かれたら 笑って言おう。

「だいじょうぶ! ヘタっぴだけど まずは 書き”出す”ってことが
 わたしにとって 大切なことだとおもってるから・・・」





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