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産後2ヶ月で産後うつ症状、うつで学んだ私の回復方法

2ヶ月前に出産したばかりの私は、ある日、心がボロボロになり、『もう限界かもしれない』と感じるほど追い詰められていました。
私がどのようにして産後うつ病の危機を乗り越えたのかをお伝えしたいと思います。

産後うつ病とは・・

産後うつ病とは、分娩後の数週間、あるいは数ヶ月間、極度の悲しみを感じたり、普段行っていた活動への興味を喪失したりする状態をいいます。
産後うつ病の症状としては以下のものがあります。
* 極度の悲しみ
* コントロールできずに頻繁に泣く
* 気分の変動
* 易怒性および怒り

MSDマニュアル家庭版より

きっかけは、夫の不在の日が数日続き、慣れないワンオペ育児で心身が疲れ切ってしまったことでした。
日常に戻った途端、それまで張り詰めていた緊張が一気に緩んで、疲労がどっと押し寄せ、産後うつのような症状が現れました。

その頃の私は、娘のご飯と息子のミルクで精一杯。
オムツ替えをしても、ゴミ箱に捨てに行く気力も湧かない。娘とまともに会話を続ける余裕もなく、息子の泣き声にさえ、苛立ちを感じてしまう自分がいました。SNSで楽しそうな友人の姿を見るのが辛くなり、アカウントを一時的にログアウトして、見ないようにするほど追い詰められていたんです。

ふと、娘が生まれたばかりの頃にも、似たような気持ちに陥っていたことを思い出しました。
「これはやばい。私、また同じように精神的に崩れてしまうかもしれない」――そう感じた私は、夫と娘、泣いている息子を家に残し、気づけば車に飛び乗り、エンジンをかけていました。

車を走らせながら頭に浮かんでいたのは、どうすればこの苦しみから逃れられるか、そして「しばらく家に帰らない方が心が安らぐかもしれない」といった考えでした。とにかく、心が壊れないようにと必死でした。

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