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東大読書。東大生の3つの読み方。

読書の秋を
楽しむゆうです。

今回紹介する書籍は、
西岡壱誠氏が贈る「東大読書」です。


➡️こんな人にオススメ

地頭力や読解力を身につけたい方
東大生の頭の中を知りたい方
新しい読み方を試してみたい方

この書籍では、多角的な広い視点から、斬新な読み方を提案してくれます。難しいと感じる読み方や時間がかかって取り入れづらいと思われる方もいらっしゃると思いますが、モノは試しと新しい東大式読書術を楽しんでいただければ、嬉しいです。

➡️記者になったつもりで読むと「記憶」も「理解」も深まる

壱誠氏はこの読む方を取材読みと呼んでいます。単に受け身で読むのではなく、本に書いてあることに対して、理解したら相槌を打ったり、頭の中で質問を考えたり、メモを取ったり能動的な読書をススメています。

そうすることで、理解度も増して、頭の中に定着するのです。本を読むのではなく、取材のように著者とのコミュニケーションを通して知識を増やしていくイメージです。また、西岡氏は読者が一度で本の内容を理解できるとは思っていないので、本文の中に例えば「ハロウィンでは生産量が多いことが理由でカボチャを使っているって知っていましたか?」と質問を投げかけたり、あえてツッコミが入るような内容を入れたりするのです。要は、著者との対話で本書の理解度を深めるイメージです。

違う言葉では、取材をする姿勢で能動的に読書をしてみてくださいということです。このやり方であれば、理解も深まるし、メモも取ればより一層、記憶にも定着するはずです。生きた知識は学校や会社でも活躍するのではないでしょうか。

➡️ 質問読みで「情報」を「知識」に変える

続いて、質問読みについて見ていきましょう。質問読みとは、記者になったつもりで本書に対して質問を投げかけながら読む手法です。「世界の人口は2030年を頂点に減少していく」という記事に向けて、これって本当かな?データはあるのかな?と質問を考えながら、答えを見つけていく読み方です。

書いてある通りの事実や情報をそのまま鵜呑みにせず、質問を投げかけ理解していくことで知識が身につくといえるでしょう。分かりにくいと思うので、例をつかって説明していきます。

皆さんは「山田くんはサッカーがうまい」と聞いたら、どう思いますか?へえ山田ってサッカー上手いのかスポーツ出来るんだなと思った人もいると思いますが、そう答えた人は、読解力が高いとは言えないかもしれません。逆に、誰と比べて上手いのだろう、いつからサッカー始めたんだろう、実績を知りたいなと次々質問が浮かんだ人は質問読みが出来ている人と言えるでしょう。

このことが情報を鵜呑みにする人と、情報に良い問いを投げかけ情報を知識に変えられる人との違いと言えるでしょう。では、質問読みの実践方法を説明していきます、とてもシンプルなので取り組みやすいと思います。

用意するものは色違いの付箋2種類で、読書をする中で疑問に思ったことは、仮にピンクの付箋に、その答えを書く付箋は青色とします。一つの質問に対して複数の回答がある場合は、数字で紐づけて見やすいようにしましょう。1番の質問には、1番の答えを付箋に書いていく形です。

さまざな質問がでてくるかもしれませんが、特に著者が投げかけた質問に対する回答は90%以上は、その後に書いてあります。もし、答えが書いていないときはネットで検索したりして答えを見つけてみましょう。

➡️検証読みで「多面的なモノの見方」を身につける

皆さんは、本を読むときに同時に何冊の方を読んでいるでしょうか。普通は一冊読み終わったら次の本を選ぶのではないでしょうか。著者は考える力を身につけるには2冊同時に読むことが効果的だと推奨しています、またこれを検証読みと名付けています。

通常、本を読むときは一人の著者の意見を聞いて、読書を読み進めていきますが検証読みでは、並行して複数の著者の考えを知れて、二人の意見を聞きながら比べてみることができるのです。

検証読みでは「意見の偏り」を避けることができます。

東大読書

一人の意見を鵜呑みにするのではなく、建設的な比較・批判を通して、多面的にモノゴトを捉えることができるのです。たとえば、「UFOは存在する」という主張があったとします。検証読みでは、相反する考えを比べながら、科学者が宇宙人は存在するからUFOも存在する、一方では目撃者や情報は多く寄せられるが宇宙人と会ってコミュニケーションを取った人はいないので存在を否定する意見もあるのです。

科学的根拠やデータを示しながら説明されている場合もあるので、多角的な考え方や視点を身につけることもできるのです。

人の数だけの正しさがあって、人の数だけ意見がある。

東大読書

この事実に一冊だけを読んでいると気づかないこともあると思います。そうした時に検証読みが効果的で推奨されるのです。

今回は、本書から3つの読み方を紹介しました。取材読み、質問読み、検証読みです。試してみよう面白そうと気になった方法はあったでしょうか。

この他にも、前回紹介した
「働く女子がわたしらしく書く習慣」という
本も紹介しています。

最近、
読了後にはnoteに要約記事を残しています。

そのお陰で、
書いてあることを実践したり、
何度も読み返すことで
分かったつもりになっていたことから、
著者が伝えたい内容を理解できるようになりました。

私が気になって
試してみたいと思った読み方は、
並行して同じジャンルの本を2冊読みながら、
比較して出てきた質問を付箋に残していこうと思いました。

なかなか、
意識しないと読み方を変える機会はありませんが、
このタイミングでいろいろな読み方を模索してみようと思います。

この度は、
最後までお読みくださりありがとうございます。
また、読みに来ていただけると嬉しいです。

➡1番「スキ」を貰った記事

➡評価の高い「私が尊敬する経営者」


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