疑似恋愛体験が楽しめる、不思議な小説。蒼龍葵さんの「砂の城」を紹介&創作大賞の振り返り
おはようございます。インターネットの片隅で今日も構ってちゃんオーラを発し続けている、フリーライターのみくまゆたんです。
先日、noterの青龍葵さんから創作大賞の漫画原作部門に応募していた「47才、独身ですが何か問題でも?」に関して、嬉しいコメントをたくさん頂きました。
ちょっと、自慢させてもらってもいいです??
ばちくそ褒めてくれて、嬉しいです!(この「ばちくそ」という表現、noterの日々木さんがよく使っていたので、「面白い」と思って勝手に真似してます)
↑日々木さんは、最近中村倫也さんのレシピ本を書いた感想がばちくそ面白かったです。(ここにきて、突然の日々木さん登場。推しは推せるうちに推しておきます)
それどころか、ななんと!爆速で感想文まで書いてくださったんですよ。
しかも内容が、ばちくそ面白い!
とくに嬉しいところ、抜粋して紹介してもいいですか?
蒼龍さんの小説は本格派ですが、こんなに面白い感想文も書けるのか……。めちゃくちゃ褒めてもらえて嬉しいので、昨晩は涙で枕を濡らしておりました。
素敵な感想文、ありがとうございます。正直、noteを拝見していると自分よりも一回り以上若いユーザーさんが多く、47才のただのおじさんが主人公って需要ないかなと思いつつ……。
いや、おじさんが頑張ってる話って、意外とないから逆に受けるかも。そんな感じで、10年前くらいに書いた作品を、今回もう一度ブラッシュアップしました。
↑感想もらったのはこの作品です。
案の定、受けは現代向けに作ったネタの方が良さそうだなぁという感じはありますが。こういうコアなネタを書くと、稀にマニアに刺さって急に飛び跳ねたりするんですよね(笑)
実は元、小説になろう、カクヨム、エブリスタユーザーでして。小説サイト系は、読まれるまでが大変です。そこで心折れて、やめていった方(私も含む)は少なくありません。
noteはドメインが強いので、比較的どんな作品も読まれるチャンスが多いと思います。
「どうして私の作品、読まれないんだろう」という嘆きの声を時々見かけますが、大丈夫。noteはどんな作品でも、出すとある程度は読まれます。ドメインパワーが強いので!
小説サイト系で挑戦し続けた人が強いと感じるのは、根気良く書き続けられる胆力ではないかと思います。あそこで戦ってきた人は、面構えが違う。(ここで、進撃の巨人のテーマソングを流してください)
作品は、続けていればいつか日の目を浴びることもあります。蒼龍さんのお陰で、再び「47才〜」の作品が読まれ始めていて、本当にnoteは何があるかわからないと思いました。
応募作品の中でもマニアックな作品を取り上げてくれて、ありがとうございます!
蒼龍さんの感想を読んで、「この作品、読んでくれるだろうか。いや、きっとコアな人の1〜2人はいるはず」と、諦めずにアップして良かったと思いました。
さて、私の創作大賞の振り返りと、前置き長くてすいません。ここから本題に入ります。
素敵な感想と、コメントをいただいた蒼龍さんの作品「砂の城」を紹介します。(まだ5話までしが読んでないので、そこまでの感想となります)
実は私、noteの他の作品にも結構な数、目を通していて。どの作品も表現力が素晴らしく……。去年も凄かったけど、今年はさらにレベルに磨きがかかっているし。
昨年の受賞者の方々の作品も、よりレベルが上がっていて、今年はやばいなという感覚があります。
その中でも、感情移入ができるもの、没入感があるものは強いなぁと思っていて。蒼龍さんの作品は読みやすく、感情表現も細かく、わかりやすいので感情移入しやすいです。
応募作品のなかで疑似恋愛感を楽しめる作品、意外と少ない気がしていて。どちらかというと、ファンタジーとか、お仕事とか。色んな要素を絡めて勝負してる方が多いかもしれないなぁと思ったのですが。
砂の城は、本当に疑似恋愛気分を楽しめます。ストーリーは兄弟の禁断の恋がテーマですが、このテーマを自分のストーリーにしっかり落とし込んでるあたり、流石といったところでしょうか。
あと、登場人物の忍がカッコ良すぎて。いい男を書くって意外と難しいんですよ。いいところばかり書いても、嘘くさくなってしまうし。どこまで魅力的に書けば、リアルを出せるのか。
その辺りの駆け引きが大変と思うんですけど、蒼龍さんの小説はリアリティを出すのが上手いです。だからでしょうか。没入感が凄いです。
こちらの作品は長編となり、実は筆者まだ5話までしか読んでいませんが、「途中から忍のターンになる」など、読者を飽きさせない工夫も散りばめられています。
読者への配慮、思いやりが感じられる人の文章は、本当に読みやすい。蒼龍さんの作品を読んで、それをより強く実感しました。私も、その辺りを意識して文章を書き続けようと思います。
個人的な推しポイントは、キャバクラ嬢のシーンですね。実は私、愛沢えみりさん、一条響さん、ひめかちゃんなどキャバ嬢たちのファンで、時々YouTubeチャンネル見ているほど。
↑とくに、えみりちゃん大好きです。可愛すぎる。エルメスの数も凄いから、エルメスラバーの私としては、目の保養になります。(私はそんなにエルメス持ってないけど)
キャバ嬢の、爆買い動画、お客さんからもらったジュエリー紹介動画もいいですよね。一般人じゃ買えないようなジュエリー、バッグを眺められるのも、ある意味ファンタジーの世界だと思ってます。
私の同級生にもキャバ嬢がいましたが、リアルな話はエグくて笑えなかったので、キャバ嬢の世界はファンタジーで楽しみたいと思いました。
小説なら、ファンタジー感覚で楽しめるのもいいですよね。
昔、少女漫画を読んでドキドキ感を楽しんでいたあの頃。その気持ちを、再び思い出させてくれました。
45才の私に、あの頃のドキドキをもう一度楽しませてくれてありがとう。気持ちよい気分にさせてくれてありがとう。いっぱい、いっぱい、ありがとう!
恋愛気分を楽しみたい。日常のマンネリを打破したい。そんな方におすすめです。
個人的には、作成秘話も面白かったです。
そうそう、ネット小説って1〜3話……なんなら冒頭が勝負だと思っていて。
そこで、読まれるか読まれないかが決まる気がしていたので、私もその辺りはすごく気にして作品を書きました。
実際、上手い人たちやイイねが多い人の作品をみると、冒頭から人を惹きつけるのが上手いなーと思います。
小説を書いている人の参考になる話もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
今日は、蒼龍さんの小説の感想を紹介しました。私の感想は独特ですが、noteの方々は感想もめちゃくちゃ上手いなぁと感心してます。
感想が上手い人って、文章も上手いですよね。人を喜ばせるツボを知ってる気がする。最近の気づきです。
私はあえて「感想書きます」的なことはやってないのですが。(義務になると、いい感想が書けなくなる気がしたので)
また時々気が向いたら、創作大賞の感想を書かせていただきますね。
【追伸】
47才〜の作品ですが、ななんとSF大作を書かれているPJさんからもコメントを貰えました。う、嬉しい!
なんと、蒼龍さんの感想から辿り着いたということで。う、嬉しいー!本当にnoteは「感想が人と作品の縁を繋ぐ」というパワーが強いと実感しています。
PJさんの作品は、壮大なSF大作です。設定もめちゃくちゃ凝っていて、私は1人す、すげえ……と圧倒されてました。SFが気になる方、ぜひ読んでみてくださいね。
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私も創作大賞応募しています。もしよかったら、スキやコメントくれると嬉しいです!