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温泉・ふかふかのベッドで女子・子どもも安心♪保古グランピングに行ってきた!(旅レポ)【第1話】【岐阜恵那】
昨日、岐阜県恵那市にある「根の上アウトドアパーク恵那 保古グランピング」に宿泊しました。
今回の記事は、家族で宿泊した際の体験談を紹介します。
↓本文はこちら
「グランピングがしたい」
そう夫に言い続けて、一体何日が過ぎただろうか。夫は一向に、首を縦に振ろうとしない。
夫の気が進まない理由。それは、夫の友人が「グランピングは1回行ってみたけど、大変だった」と吹聴したからだ。まったく、夫の友人は余計なことしかしないから困る。
なぜキャンプではなく、グランピングなのか。
それはキャンプの場合だと、私が旅行へ行くに向けて「私の旅の条件」を満たせないからである。
【私の旅の条件・理由】
・ふかふかの布団・ベッドじゃないと嫌。→以前、寝袋で寝たが寝れなかったから。ペラペラの布団だと、腰を痛める恐れがある
・水回りが綺麗じゃないと無理。→トイレが汚いと、テンションが下がるため。
・お風呂は、絶対に必要
・子どもが安全に楽しめること→うちの子は、4歳。目を離すと、どこかに行ってしまう恐れがある。
子どもが生まれてから、娘には自然に触れて欲しいという思いが芽生えていく。
理由は、私が昔田舎で過ごしていたからかもしれない。千葉に住んでいた頃、私の家の裏は山だった。
朝になると、カッコウの鳴き声で目が覚める。窓から木漏れ日が差し込むと、朝だなと感じていたあの日。
あの頃はクラスメイトとも馴染めず、毎日退屈だったし、学校にも行きたくなかったけれども。懸命に鳴く鳥の鳴き声に、日々救われていたような気がする。
娘にも、同じような経験をさせてあげたい。けど、布団はフカフカじゃないと絶対に嫌。このこだわりだけは、到底捨てられそうにない。
布団がペラペラだと、腰に響く。なぜなら、フリーライターの私によって、腰は命そのものなのだから。
グランピングのことを詳しく調べると、どうやら「オシャレで、清潔感があり、ホスピタリティやアクティビティが充実している施設」とのこと。(※施設によって違いがあるそう)
↑参考記事はこちら。今回宿泊した施設は、こちらのインタビューに答えている吉村司さんがプロデュースしている。
ホテルに宿泊するような気分で、気持ちよくグランピング体験ができるなら最高ではないだろうか。それからというもの、私にとってグランピングは「憧れの宿」となった。
憧れというものは、実に厄介なものである。体験でもしない限り、どうやら諦められなくなったようだ。
その後も、私は「夢ノートに、グランピングへ行きたいと書いた」と伝えるなど、何度もアプローチ。その甲斐もあってか、今回ようやくグランピングへ行く運びとなった。
「やっと、あんたの夢が叶ったな」
グランピング会場へ向かう途中、夫はボソッと呟く。この瞬間、やりたいことは何事も言い続けるものだと思った。
私たちが向かったのは、標高900メートルの高原にある「根の上アウトドアパーク恵那 保古グランピング」。
↑YouTubeにて詳しい説明あり
細々と続く山道を、車で登り続けると、ドーム状のテントが散らばっているのを発見。
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チェックアウトを済ませて、いざ宿泊施設へ。それぞれの部屋には、専用の焚き火台、BBQコンロ、冷蔵庫が備えつけられている。
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お部屋の中は、インテリアにも凝っている印象を受けた。
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ソファの下には、よく見るとクマの顔が描かれているクッションを発見。ここに足を乗せると、クッションの沼にズブズブと埋もれていく感触を楽しめる。
とてもフカフカして気持ちの良いクッションで、思わず購入して連れて帰りたいと思ったほどである。はたして、このクッションはどこで売っているのだろうか。
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お部屋に入ってまったりした後、私たちはお風呂へ入ることに。
お風呂は、隣の宿舎「恵那山荘」の大浴場(温泉)を利用できる。平日に宿泊したのもあってか、朝も夜もほぼ貸し切り状態だった。
グランピング管理棟には洗面・脱衣所、シャワールームもあり、施設はとても綺麗で気持ちよく過ごせた。
飲み物はホット限定ではあるものの、フリードリンク式で好きな時に楽しめる。
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焚火の前で、あったかい珈琲を飲むのは実に最高だった。
私たちが宿泊したのは、10月中旬。時期がハロウィンだったので、ハロウィンブースも用意されていた。
子供用のハロウィン仮装アイテムが豊富に揃っていたので、写真を撮影すると子ども達の記念になるはず。
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焚き火は、火をつける・薪の用意など、すべてスタッフの方が対応してくれた。
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生まれてこの方、薪に火をつけた経験はないので、正直自分で火をつけるのは怖い。着火、薪の用意などは、スタッフの方にすべてお願いできるのは非常に助かる。
夕ご飯は、重箱式。お肉は牛肉と豚肉のステーキがついており、かなり豪華だった。
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肉・野菜は備え付けのBBQコンロを使用するが、煙がほぼ出てこなかった。
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蓋を閉めることもできるので、子どもがいる時は蓋をして調理すると安心かも。(※それでも、子どもが蓋を開ける可能性があるので、目を離さない方がいい)
夕ご飯の中には、自家製プリンやビスケットなどのデザートもあり、これだけでも十分なボリュームだった。重箱の他にも、カレーとご飯付き。ご飯は自分で水を入れて、火にかけて炊くのを待つ。
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お酒を飲みたい時は、事前にスーパーで購入しておき、クーラーボックスに入れて持ち込む方法がおすすめ。
夕食・朝食はスタッフが用意してくれるが、もちろん持ち込みもOK。
お部屋は、ホットカーペット・エアコン完備。これから寒くなる冬の時期も、快適に過ごせそう。
私はフリーランスなので、フリーWi-Fiや、ノートパソコンを置けそうなデスクがあるかどうかもチェックするが、残念ながらフリーWi-Fiについての記載は見つけられず……。
もし会場で「パソコンを使って、お仕事がしたい」というのであれば、ポケットWi-Fiを持参した方が良さそうと感じた。
ノートパソコンが置けそうな場所は見当たらなかったので、もし作業をするなら「折りたたみのできる、ミニデスク」も持っていった方がいいかも。
なお私は、今回一切仕事はせず。すべての業務は、その日の午前中までにすべて完了させるよう取り組んだ。
「明後日には戻るので、修正がある場合はその時に対応させていただきます」
お客様にはその旨を伝えて、旅仕度を済ませることに。いつもの旅なら、ノートパソコンを持っていき、「旅行中のため、返信は遅れます」とだけ事前に連絡している。
ただ、今回の旅はグランピング。電磁波が届かない可能性が高いので、いつもと違う伝え方を考えた。
これは、私が「旅をする時のこだわり」とでも言うのだろうか。
旅の前には、自分のお客様に対して「私事で申し訳ありませんが、〇月〇日~〇月〇日まで旅行へ行くため、連絡や対応が遅れます」といった連絡をしている。
普段は連絡を早く返すようにしているので、急に返信が遅くなったら相手は困るだろうか。小心者なので、色々と考えてしまう。
いつもは旅の時も、「仕事来たら、対応しなきゃ」と思っていたけれど。今回の旅では、ノートパソコンをあえて家に置いてきた。
完全に脳をリセットした状態で、ゆらゆらと揺れる焚火を眺め続ける。
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炎を見ていると、煩悩や悩みが少しずつ溶けていくような気がした。
人からどう見られたいか。どう思われているのか。好かれているのか。それとも……。
SNSやインターネットの世界で、長く生きてきた私。炎を前にすると、今まで気にしてきたものが、一切どうでもよくなった。
夜空には、幾多もの星が瞬いている。大自然の中にいると、どんな悩みもすべてちっぽけに感じてしまう。
焚火の後は、キャンプ場の中央にあるファイヤーピットで「焼マシュマロ」を作る。
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マシュマロを刺す棒は長く伸びるので、炎エリアとの距離もあり、安全な印象を受けた。それでも、小さい子がいる時は危ないので親は目を離さない方が良さそう。
家族にとって、初めてのグランピング体験。夫は「こんなにグランピングって楽しいんだ」と、終始ノリノリで大喜び。
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娘は初めてのキャンプに、テンションもアップ。寝る直前まで、ずっと興奮して喜んでいた。
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「初めての体験って、脳が活性化するらしいよ」
グランピング会場で、夫が嬉しそうにボソッと呟く。旅行にいくと、いつもの彼が到底発しないような名言が出る。これも、旅の醍醐味とも言うべきだろうか。
これからもいろんな挑戦を重ねながら、私たち家族の思い出や、絆も。活性化していくと嬉しいものだ。
次回は「焚き火しながら朝食」と、宿泊者が無料で体験できる「Fun&Joyネイチャリングツアー」レポートを紹介予定です。