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困らせようとしたわけじゃない。 ふてくされていたわけじゃないし。 深い意味はなかったのに…
8月の終り近く。 人の気持ちってむずかしいねって 今更ながら思っていた。 それはもともと…
平和とは。 平和とはからはじまる思いを述べよとゼミの 課題が出ていた。 栞は、マグカップ…
銀河売りがこんなに流行する前。 宇宙飛行士として地球をみてきた ひとりの学者と栞はつきあっ…
谷川俊太郎さんの新聞の連載「どこからか言葉が」の 「わざわざ書く」というタイトルの詩だ。 …
街クジラがこの街にやってきたのは 栞が生まれる前だったらしい。 街クジラはひとりぼっちで…
「今日は五月晴れだね」 ある梅雨の晴れ間の日に、パートナーに言われた。 「え? 五月晴れって5月の晴れの日に言うんじゃないの?」 驚いて訪ねる私に、パートナーは、「梅雨の晴れ間のことを五月晴れって言うんだよ」と答えた。 湿度が高く蒸し暑さを感じさせる梅雨の晴れ間と、カラッと爽快に晴れる5月の晴れの日では、
もうどこにも帰りたくない夜ってある。 今は夜何処かに遊びに行くことも ほとんどないけれど…
noteに来て3年になるのに、ぐずぐずとプロフィールを 書くことにしり込みしてたりしてました…
海砂糖を栞はからだの中に飼っている。 いつ頃からなのかわからないけれど。 あれはあの時か…
恋は猫。 猫は恋。 好きな人が暮らしてほしくないワーストワンは 猫だ。 母親や妹はぜんぜ…
1人暮らしの新生活を始めてから1ヶ月が過ぎたこの頃、不思議なことが起こった。 SNS…
咳をしても金魚。 あの人が残した短い詩のような 言葉が今も栞の耳の中に棲んでいる。 トオ…
父と1年ぶりに会った。 父が趣味ではじめたことに お祝いすることがあったので 上京してきていた。 父と呑んだ。 父に母のことをすこし打ち明けた。 母は父にとって元の妻になる。 わたしは子供だから元子供では ないのだな。 近所のお寿司屋さんだった。 思えばここのお店は母とはいかない。 父が上京してきたときだけに行く 店になっている。 去年ちらしずしを頼んだんだってね と、覚えていたのでびっくりした。 にぎりにしとけばよかった、失敗 したって思った