瑳月 友(さづき ゆう)
日々の暮らしにおける思い等。
リアルと幻想の狭間から、切り取られたワンシーン。
短歌を交えたエッセイ。自作短歌を深掘りしたり、日々の暮らしにおける思いに短歌を落とし込んだり等、様々。
リアルと幻想の狭間から、紡ぎ出された物語。
作品ではない諸々。
綴られた君の言葉を読み返し 噛み締め過ごす 深まる秋に この場所を選ばなければこの縁も ないまま知らぬ同士だったね 有名になれなくていい この言葉 君の心に届くのならば 最後まで読んでいただきありがとうございました。 よかったら「スキ」→「フォロー」していただけると嬉しいです。 コメントにて感想をいただけたらとても喜びます。
元気……じゃなさそうだね 君の言葉から もがいてる様子がうかがえるよ 理解されないでいることはつらいね 大丈夫じゃないのに 大丈夫と思われて 自分に価値を感じられないから 助けを求めることで 迷惑をかけて嫌われる、って恐れるんだね 助けて、と言っていいんだよ 迷惑と思われるとは限らないし 更に、嫌われるとも限らない とは言え、不安なんだよね そこに揺るぎない絶対はないから もろく崩れかねない世界で生きるかのように それでも 泣きながらごめんねと言われるよりも 微笑ん
2024年10月16日に、パートナーと日帰りドライブ旅行を行った。 今回の記事は、その内容や所感を、写真と短歌を交えて紹介するものだ。 今回の目的地は、熊本県宇土市にある長部田海床路というところ。 海岸から海へと、長く真っ直ぐ続く道と、その道を照らすための電灯の電柱が、非日常的な不思議な光景を作る。潮が引けばはっきりと現れている道も、潮が満ちれば海面下に消える。 9月末にネットで紹介記事を目にし、行ってみたいと思っていたのだ。 熊本市から天草方面に向かう途中にあ
9月30日に、うれしいお知らせが届きました。 「【詩】抱き締める」に対するお知らせでした。 みなさんからスキをいただいた結果です。 ありがとうございます。 そして10月7日にも、うれしいお知らせが届きました。 「【短歌】秋の気配」に対するお知らせでした。 みなさんからスキをいただいた結果です。 ありがとうございます。 そして10月10日の山根あきら | 妄想哲学者さんの記事内で、「【掌編小説】紙面上の名」という記事が紹介された、というお知らせ
届いた平たく大きめの郵便物。 僕は、開封し取り出した冊子の表紙の文字を見て、ついに来たと思いながら、ページをめくってその名を探し始めた。 母校である高校の全卒業者名簿。 卒業後すぐに実家を離れ、その後も頻繁に転居を繰り返した僕には、名簿掲載用に、現住所等の連絡先情報を届け出るよう求める葉書も届かないまま、長い年月が過ぎた。 そもそも、そんなものが存在するということさえ長い間忘れていた。 それを知らせてくれたのが、今は実家で暮らしている同校の卒業者である弟。 弟
ようやくに灼熱の気が収まって 秋の気配を風知らせ行く 出始めた秋刀魚定食食べてみる 塩焼きにした秋の味わい 最後まで読んでいただきありがとうございました。 よかったら「スキ」→「フォロー」していただけると嬉しいです。 コメントにて感想をいただけたらとても喜びます。
別れの場面で君に抱き締められた 3歳年上の君は 半年~数年に1度会うくらいの 付き合いの長い友人 深い話もできる良き理解者で かなり信頼している と思ってる それでも 久しぶりに再会し共に時間を過ごした後 別れを惜しむように抱き締めてくれる君に 嬉しいけれど戸惑う自分もいる 君にとっては自然な親愛表現も 自分にとってはそうじゃないから パートナーには行う抱き締める行為を 他の人にはしようとも思わないのは 手放しで自身を委ねるほどには 感情を曝け出すことにためらいがあるか
俺は交通事故に遭い、入院した。 手術を受け、怪我も治り、数ヶ月後に無事迎えた退院。 以前と変わりのない生活が始まりそうではあるが、1つだけ変わったことがある。 これを機に、俺は寝返りが打てなくなったのだ。 入院した最初の夜、俺は自分が寝返りを打てなくなっていることに気づいた。 浅い眠りのせいで夜中に何度か目が覚め、その度に、寝返りを打っていない体の向きを、意識して変えた。 寝返りって無意識にやってたんだな、なんて、改めて気づかされた。 病院のベッドが狭くて寝
瑕疵のない無難な人生示すよう 諭す 転職アドバイザーは 見苦しく悩みもがいたあの頃が なければ「今」もないはずなのに 生きづらさ抱え苦しみ乗り越えて 歩んだ日々は消せない誇り 表面を擦り合わすのみの相手には 語らぬままの劇的な過去 最後まで読んでいただきありがとうございました。 よかったら「スキ」→「フォロー」していただけると嬉しいです。 コメントにて感想をいただけたらとても喜びます。
暗雲垂れ込めるその場所は 愚痴と恨みと呪いに満ちて 澱んだ空気は息苦しい 攻撃的で先鋭的に 表現を変え言い方を変え 並べてみせる類似の非難 狂気に憑りつかれたかのよう 盟約を固持するかのように 受け付けられない他の意見 その叫びは世を動かすのか? 糾弾は世界を変えるのか? わからない でもうんざりなんだ いつかあなたが亡くなったなら 墓標に刻まれるのだろうか 「独自の正義に生きた人」と 最後まで読んでいただきありがとうございました。 よかったら「スキ」→「フォロ
もう少しだ。 夏休みも終わりに近づいた暑い日の午後、僕は少し息を弾ませながら、お気に入りの高台へ向けて自転車で坂を上っていた。 そこはベンチしかない、公園とさえ呼べない小さな展望所。 傍に立つ大きな木が日影を作り、暑い最中においても不思議と風がよく通る。 風に吹かれながら、眼下に広がる家々や田畑、道を行き交う車を眺めていると、憂鬱な気分も少しは紛れる。 そんな、1人になるには持って来いの場所だ。 そもそも僕は1人でいることが多い。 小学校では、体が小さく運動
noteを始めて3年半が経ちました。 note3年以降これまでの全投稿記事26本について、スキ数を閲覧(ビュー)数で割った数、スキ率を出しましたので、スキ率の高かった記事、ベスト4を発表します。 第4位は「【ショートショート】代行稼業」です。スキ率は23.2%でした。初めて、1つの作品に3つも「うれしいお知らせ」をもらったことでも記憶に残っています。 現在でも「運転代行業」や「家事代行業」などを耳にしますが、出生率の低下により人口減少が進んだ社会では、もっと多くの場
語らずにいた曲折も丸ごとに 認め寄り添う言葉が染みる そうとしか生きられずにいる性分の ままに歩こう 凛と背伸ばし 真っ直ぐに重ねる努力と強い芯 ゆりのようにと誇って生きる 敬意と感謝を込めて。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 よかったら「スキ」→「フォロー」していただけると嬉しいです。 コメントにて感想をいただけたらとても喜びます。
7月2日に、お祝いメッセージが届きました。 「記事への合計15000回スキ」についてのお祝いでした。 これまで、みなさんからたくさんのスキをいただいた結果です。 あらためて、ありがとうございます。 そして7月15日に、うれしいお知らせが届きました。 「【掌編小説】駆け抜ける」に対するお知らせでした。 みなさんからスキをいただいた結果です。 ありがとうございます。 更に7月29日に、うれしいお知らせが届きました。 「フォロー整理を行います(2
1995年の7月、私は持病で入院していた。4月末から8月中旬までの約3ヶ月半の入院。 たいして重病ではなく、常にベッドでの安静を要するような入院生活ではなかったので、普通に日常生活を送りながら、自分の分と同室患者の分の花の水を換えたり、読書をしたり、短歌を作るような創作活動をして過ごしていた。 病院の外には大きな木が植えられていて、窓からそれを眺めて過ごすこともあった。 ある時、青空を背に、大きな木から伸びる太い枝ごと、細い枝々や葉が大きく揺れているのが見えた。 入
2021年2月18日に初投稿して以降、3年5ヶ月が過ぎました。 フォロワーのみなさんには、いつもスキやコメントで支えていただき、ありがとうごいます。 私が相互フォローしている方のほとんどは、フォローしていただいた方にこちらからフォローバックしたものです。 フォローしていただくだけでもありがたいとは思います。 ただ、お互いの記事を読み合い「スキ」をし合う等の交流が絶え、長くて11ヶ月短くて5ヶ月以上の期間、何の音沙汰もない方が、私がフォローバックした相互フォローの