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技術屋さんを活かす組織開発

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20年以上、システム開発の現場を良くするには?何が問題なんだろう?と考え、中で自ら身を切っていろいろ試行錯誤してみた経験だとか、得た知見を書いていきたい。 世の中SIerはダメ…
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#組織

悪政下のチームに対して内部のメンバーはなにもできない

デッドライン トム・デマルコ著 より 病んだ政治を下から治療することはできない。むだな努力で時間を浪費したり、自分の立場を危険にさらす必要はない。 https://twitter.com/DeMarco_bot_jp/status/649468068926611456?s=19

ソフトウェア開発の肝は何か?

ソフトウェア開発をやってるすごい人や会社は、すごい技術力がある。 そうなんだと思います。技術は必要でしょう。 しかし、一番難しい問題は技術ではない。 技術は世の中にあるものを調べて試して活用すれば良い。 ※もちろん新しい他の人が考えつかなかった技術を産み出している一握りの人はいる。 問題は、集団で連携しながら活動する事。 作って、他の人に使ってもらうのであれば、もう複数の人や組織が登場する。 問題は人間的なことなのです。 好き嫌いとか、対話とか… なので泥臭いのです

真面目に熱心であるが故に変化に失敗するウォーターフォール脳

WF(ウォーターフォール)脳: 一年だとかプロジェクト完了までの計画をたてて実行を始め、計画どおり進むことをヨシとする。計画開始後の状況変化に弱い。状況変化しないと効率が良い。 WF脳の方々は、変化への対応をWF的に実行する。 結果、変化しない。 なんだこのパラドックスは。

日本のIT業界に足りてない一番大切なこと

twitterで流れてきた以下の記事。 大人になってから学ぶサッカーの本質とは ラグビーの五郎丸歩選手の「日本のスポーツには自主性が欠けている」という話を引用して、サッカーもそうだと。 私、IT業界で20年以上やってきてますが、同じです。 スポーツ選手が監督の言葉を待って言う通りに従おうとすること… IT業界でもそう。 上司や顧客の指示を待つ。 …日本の教育過程が原因だ。教師が言うことを聞かせるように怒ったり罰を与えたりするから。 (※私が子供の頃は少なくともそう

日本人は自ら考えない

昔から 自ら考えて行動しよう と言われる。新入社員に向けての言葉など。 ってことは、 考えない人が多い ということですよね。みんな考えて行動していたらいう必要がない。 今日、以下の藤尾きらら選手のツイートを見た。 「日本人はさ、監督や先生に「こうしろ!」 て言われたら皆そうするでしょ?それはなんでなの?⁇ ブラジル人は言われても頭には入れるけど、その時1番良い選択をするのが自分だから気にしない。 間違えたら聞けば良い。じゃなきゃ何も自分のモノにならない」 って言

【読書メモ】ヤル気が足りないことも大切なんだわ…分かんないだろうなぁ

やる気のある態度を常に引き出そうとしない人物をリスク管理人に任命せよ。 トム・デマルコbotより

良い人過ぎる、ウチの社員

ウチの社員は… 良い人なんですよ。 良い人というか、人が良すぎる。 良いことではあるんですけれども… 何が問題か?他者とのやり取りがね、奥手でね… 他者に迷惑かけられない。 他者に指摘すること(※他者を悪く言うこと、が本人たちの主観です)はしてはいけない。 そうすると、 他者との連携が遅くなる 相手の反応をみることに終始し、間合いが遠く、 お互いの真意を伝え合えない お互いを尊重しあって、相手が適切に行動するかどうか不安なのに確認しないまま、 すれ違いが

プロマネだけしか経験ない人は活きる道はない

SIerは終わりだ…というのはずいぶん昔から言われてきたこと。 20年くらい前には、採用活動で学生から「もうダメみたいな話も聞きますが、どうなんですか?」といった質問をもらった記憶がある。 ずいぶん経ったけど、まだまだ業界もウチの会社も続いている。し、すぐに潰れる感じはしない。 SIerに入ったら、文書を書くか客のご機嫌取りか手配師か…モノを作らない… なんてイメージですよね。 ウチの会社の子会社の新入社員と話してみると「親会社に入ったらモノ作れない。子会社ならモノ

若い世代のほうが優秀

私見です。 もし腹がたったとしたら、単に考えが違うだけなので、忘れてください。 若い世代のほうができると思う。 年寄りは今の世の中には合ってない。既存の知識や方法にしたがって真面目にやるということであれば活躍できるけれども。 しかし、今の世の中は、枠にはまっているだけでは価値がでない。高度経済成長の右肩上がりでやってりゃ給料が増えた(≒それが価値だった)時代は良かった。そういう世代の下の世代が残っている。 若い世代は、上の世代をみて、子供ながらに疑問に思い、上の世代を

プロマネやエライ人やユーザー企業のエライ人は一年くらいは開発チームや運用保守チームに交換留学人事してみたらいいのに

システム開発や運用保守にたいして、 あの件はどうなってる? できてないの?間に合うの? 対策を明日報告して! スケジュールたてて!(間に合うように!) こういうの、現場の負担を増やして、システムを劣化させてるんだけど、分かってるのかなぁ…という話。 言われることに応対したとして、なにかやってくれるんだろうか? 状況が的確に伝わって、かつそれが的確に理解され、適切な対策がとられることもあるとは思います。 …が、なぜかあんまり上手くいかない。 なので、1年くらい現場の

組織変革の壁と越え方~サーバントリーダーはバレたらアウト?~

世の中、 サーバントリーダー ティール組織 自律 自己組織化 … といった言葉が目立ち始めている。 ※あくまでも個人の見解です。所属する企業とは関係ありません。 ※事例をそのまま書くことはありません。複数の体験を組み合わせたり組み替えたりして創作したお話を書きます。 これまでの組織これまでのピラミッド型の組織構造でたちいかなくなってきたのでしょう。まあ、うまく行ってない。 けれども少しずつ問題認識が進んできた様子。 尻に火が着いてきたからなのか、数十年かけて上の世代

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プログラムは作るものではない???

「プログラムを作る」と言います。 パソコンのキーボードをポチポチ押して画面になんか文字を並べていくイメージのやつね。 「自動車を作る」のと「プログラムを作る」って同じに見えるかもしれませんが、違うんです。 プログラムって製造物じゃないんです。 ちなみにこの事は以前から指摘されてることで、目新しいことではない。 検索してみてください。見つかると思います。 ここを世の中の経営者や管理者…多くの人がいまだに分かってない。 だから上手くいかないのです。 例えば、音楽とか映

【お話の前提として知っておいてください】ウチの社員は『いい人』

私はSIerに20数年勤めてます。 先進的な技術を扱うということと まーまーの規模の企業でしかも親会社が日本の大企業ということ この掛け算はなかなか味がある。 この経験からえた見識を語ってるんですけれど、話を上手く理解していただく前提として、以下を伝えておきたいです。 ウチの会社の人は いい人 真面目です。 まー不器用、実直、… あと、シャイ 例えば、まープレゼンの見映えが他と比べてみ劣る。 この業界にいるかたなら、これだけで会社を特定できるのではないか?ってく

真面目な管理者は、かまってちゃんが多い?

どうも… * かまってちゃん * 管理したがりな人 は相関があると思える。 真面目でちゃんとしないといけない!って人は上司や経営層には疑問を持たれてはいけない。報告はスマートにご指摘ががあまりないように済ませないといけない恐怖心を持ってるように見えて仕方がない。 彼らは他人もちゃんとしなきゃいけないと思ってるんだろうか、自分の思う通りにならない人をあれこれ細かく管理したがる。 で、そういう人が、どーも人に絡んでくる。絡むといっても悪態をついてくるということではないの