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カイゴノート

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介護の仕事をしているなかで考えたことや、想ったことを書いています。
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#私の仕事

あなたならなれるわよ、あれに。

2021年1月1日。元旦から私は働いていた。 朝ご飯の前に、ある方の靴下を履くお手伝いをしてい…

おの
2年前
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最期の言葉かも、ってわかっているときに、人は何を話すんだろう。

これが最期の言葉になるかも、と思いながらベッド際に立ったのは初めてだった。 今、部屋を出…

おの
3年前
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結局、なんかいい感じ、が増えたら人生オールオッケー説。

自分の実家に帰るためにずっと廊下を歩いている人がいたり、 頭がかゆいけど手が頭まで届かな…

おの
3年前
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やっぱり、カイゴって3Kじゃないの?~みんなが知らないカイゴの世界②~

こんばんは!カイゴの仕事をしているオノデラです。 今回のテーマは、 やっぱり、カイゴって…

おの
3年前
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【カイゴノート1周年!】介護についてnoteを書いた一年を振り返ってみた。

カイゴノートを書き始めて、気づいたら1年がたっていました。 書いた記事は、14本。 平均して…

おの
4年前
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目が覚めたあなたは、知らない部屋にいた。

不意に目が覚めると、知らない部屋にいた。 体を起こしてあたりを見渡す。外はまだ暗い。 部…

おの
4年前
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結局介護って下の世話ですよね問題について。

シモノセワさんって人がいたら、多分ロシア出身だと思う。 きっとフィギュアスケートが上手で、すっごいきれいな人。 でも、実際のシモノセワは、きれいなロシア人ではなく、介護職を苦しめるマジックワードだ。 私が身内に介護をやります、と初めて言った時に返ってきた言葉は、 「私だったら他人の下の世話なんて絶対にできないな」 だった。 圧倒的マイナスイメージ!!!「下の世話」というワードの破壊力!!! それ以降も、仕事の話をして、「下の世話」というワードが返ってくるたびに、私のM

さぁ、生き切ってくれ。基盤は私たちが整える。

「年をとるのもね、趣味の仲間が増えて案外悪いものじゃないです。」 入職してすぐの私に、年…

おの
4年前
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仕事をしているすべての人に、人間であることを忘れさせてしまう恐怖の言葉

私は、人間だ。 そんなの疑ったこともない。私は生まれてこの方ずっと人間だ。 そして、今は…

おの
5年前
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スパゲッティでも生きていてほしいと願う気持ちを、私は責められない。

机の上での「尊厳死」大学の授業で、「いのちとお金」というテーマで議論をしたことがある。 …

おの
5年前
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自分の進んでいる道に、心から納得するために。

社会人になって1年半。 振り返ってみると、私は今の法人に入ってよかったと思っている。 入…

おの
5年前
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介護職は、劇場巡りに似ている。

仕事をしていると、毎日ほんとにいろんなことが起こる。 例えるなら、ただキャッチボールをし…

おの
5年前
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