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「子どもを褒める」前にしたい!親の「自分褒め」は手帳を活用しよう【障害児育児の親のセルフケア】

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子どもを褒める前に…

日々、子ども達の成長をサポートするために奮闘されている方々は多いですよね。子どもの良いところを見つけて褒めることは、発達を促す上でとても重要です。日常生活の中で、意識をされて褒める場面も多々あると思います。でも、同じくらい大切なのが、保護者自身が『自分は頑張っている』と実感することなんです。

周りの人に褒められるのを待つのではなく、自分自身で自分の頑張りを認め、励ます習慣を持つことは、心のエネルギーを保つためにとても重要です。特に、発達凹凸や障害特性のある子ども、またはそのきょうだい児の育児は、想像以上にかなりのエネルギーを消耗します。だからこそ、意識的に自分を褒める時間を取り入れていきたいですね。

自分を褒めるのが苦手

『もっと子どもに色々してあげなきゃ』『自分はまだまだだ』と感じていませんか?『親としてこのくらいして当然」と思って、自分の頑張りを過小評価していませんか?私もついついそう思ってしまうことがあります。

完璧主義だったり、責任感が強かったりする保護者ほど、自分に厳しくなりがちです。でも、本当に頑張りすぎは禁物です!心が疲弊してしまうと、子どもにも影響が出てしまうんですね。

子どもに対して褒めるとき、できた結果ばかりを褒めるのではなく、行動を起こそうとした「場面」やその「課程」(努力している部分)を褒めるのも重要となります。実はこれ、保護者に対しても同じことが言えます。

「自分を褒める方法」としてよく言われるのは、目標を小さく設定する方法(スモールステップ)や、自分自身で頑張った自分を労うセルフハグ(自分で自分を抱きしめる)などの方法があります。どちらも大切ですし、私も取り入れていますが、「なんだかそれは苦手だーー」という方もいると思うんですよね。子どもが生まれてから私はセルフハグを知り、少しずつ取り入れていますが、それ以外に、今回は実際に日々私が取り入れている「自分を褒める視覚化」についてご紹介します。

自分褒め・できたリストの作る5つの手順

何かをしてきた行動や、思っていることは、目には見えません。ですので、私が実践している方法の、可能な限り視覚化する「自分褒め・できたリスト」を作る5つの手順を今回ご紹介します。

➀手帳を用意する
書き込めるタイプのものを準備します。ちなみに私はこれを使っています。(写真)中は、「習慣ブロック式」のタイプのものです。このメリットは、
・箇条書きができる
・上下に分けて記入できる
・1週間の予定を見通せる
・空いてるスペースの利用ができる
です。

②手帳はなるべく家の中でも持って歩く
思いついてもすぐ忘れてしまう私は、鮮度が命。なるべく気づいたときに書き出すようにしています。

③予定や、思いついたタスクを羅列(られつ)する
もともと決まっている予定を書き出した上で、本日もしくは今週中にこなしておきたいタスクを、箇条書きで書き出していきます。タスクが多いときは、優先順位の番号を記入して、その順番にこなしていきます。

④達成したタスクは赤ペンでハートマークをつける♡(重要)
私の場合は、チェックマーク✅よりハートマーク♡を書く方が「できた感」が増します。他にはハートマークではなく、目立つ色ペンで星マークを書いたり、シールやマスキングテープでチェックするのも、視覚的な達成感が得られます。自分にとって負担のない、楽しいやり方を見つけてみてください。

⑤タスク以外の「できたこと」を追記してもOK
「今日は子どもの話がじっくり聞けた」「一日笑顔で過ごせた」「牛乳を忘れずに買ってきた」など、些細なことでも「できたこと」として書き加えると、自分を褒める気持ちがアップします。

この手順で是非「できたリスト」を作り、取り組んでみてください。手帳を使わず、パソコン・スマホを利用されている方も、取り入れられる範囲で参考になれば幸いです。手帳とデジタルツールを両方使う方法もあります。メインは手帳を使用し、思い立ったらすぐメモできるスマホのメモ帳などを利用して併用するのも、物忘れ防止になって良いですね。

次に、この「できたリスト」を作るコツを3点お伝えします。

できたリストを作る3つのコツ

「できたリスト」を作り、進めていくなかで注意する点が3つあるので、ご紹介します。

➀大きなタスクより、小さなタスクに分けて書く
タスクを分解することで、具体的になり、行動しやすくなります。そして、小さなタスクはチェックしやすくなるので、できるだけ具体的に書くのがおすすめです。例えば、
・「夜ごはんを作る」ではなくて「午前中に玉ねぎと人参を切っておく」
・「寝かしつけをする」ではなくて「絵本1冊読む」
・「確定申告を進める」より「今日は〇月を記入する」「光熱水費を記入する」
・「読書する」より「2ページ読む」「本を開く」
のように、細かく小さくして大丈夫です。具体的に書いて、チェックを入れていくようにしましょう。

②少しでも進めることができたら、チェックマークをつける
完璧に最後までこなさなくても大丈夫です。少しでも取り組めたらチェックを入れ、必要に応じて翌日以降のタスクに追記します。

③週末に見返す時間をつくる
1週間で「どれだけ自分は頑張ったか」を振り返る時間を作りましょう。こんなに自分はタスクをこなしてきたんだと、視覚化してあるからこそ気づけるものがたくさんあります。

他には、空いているスペースに「よくやった!」「がんばった!」と書いて自分を労う言葉をかけるのも有効です。♡マークやシールを貼るなどして、自分が心地よく続けていける方法を是非探してみてください。

まとめ

今回は、自分褒めが苦手な保護者の方へ、セルフケアとして簡単に取り入れられる「保護者が自分褒めを取り入れられる手帳術」として「できたリストを作る手順とコツ」をご紹介しました。

自分褒め・できたリストの作る5つの手順は、

➀手帳を用意する
②手帳はなるべく家の中でも持って歩く
③予定や、思いついたタスクを羅列(られつ)する
④達成したタスクは赤ペンでハートマークをつける♡(重要)
⑤タスク以外の「できたこと」を追記してもOK

できたリストを作る3つのコツ(注意点)は、

➀大きなタスクより、小さなタスクに分けて書く
②少しでも進めることができたら、チェックマークをつける
③週末に見返す時間をつくる

です。

自分の「できた」を視覚的に知ることは、自分を褒めることに繋がります。子どもだけでなく「自分を褒める」習慣をつけて、日々気分を上げていけるといいですね。

また、具体的に小さい内容でも自分を褒められるようになると、子どもに対しても具体的に褒められるようになります。子育ての中で「具体的な行動や努力を褒めること」「結果だけでなく課程(プロセス)を評価すること」「他人との比較をしないこと」などが重要ですが、これは保護者にも当てはまります。

今日から少しずつ、手帳を使って自分を褒める時間を作ってみてくださいね。今回の動画が、少しでも参考となればうれしいです。

こちらの配信へのいいね・コメントもお待ちしております。是非、ご自身の自分褒め方法や経験談、ご覧になった感想などいただけると嬉しいです。

同じ内容をテキストで読みたい方向けにnoteもやっています。サッと時短で確認できる形になっております。概要欄にリンクを貼っておりますのでそちらもご活用ください。

それでは、次回の配信でお会いしましょう。今日もあなたの風がふきますように。ボチボチやっていきましょうね。みかんでした、またね!

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