日本の運動嫌いの原点を垣間見た!
先日観たマラソン大会の動画で、フィンランドの校長先生の話が深く刺さったので、記録します。
マラソン大会の意図
動画では日本のマラソン大会を見ていて、フィンランドの校長先生が非常に残念だと言っていました。
順位をつけることで、順位の低い子は運動を嫌いになってしまうだろう、と。
それに対して、日本の校長は
「私たちはこどもたち一人一人に自分の目標を持たせています。去年より少しでも速い順位になるように努力しています。その努力の過程を私たちは学校で評価をしてあげるわけです。」
と言います。
目標をつくり、それに向かって努力する…それだけを聞くと、うん、そういう過程って大事だよねって思います。
でも、その評価をするのは先生たち?先生の価値観で評価されてしまうの?という違和感も感じます。
またその子にとっても価値は様々なのに、順位という結果で全て評価されるのもなんだか納得できません。
そこでフィンランドの校長先生が一言、
「順位が少しくらい上がったからってそれが何なんですか?このような大会は、子どもたちが運動を好きになって、将来社会に出た時に健康を維持するために走ったりするようになることが本来の意味ではないでしょうか?」
そ、その通り!!!!
私は子どもや大人の運動嫌いの原因の一つは日本のこういう教育にあるのではって思ってしまいます。
健康のために楽しみながら運動するという感覚が育たない。
残念すぎます。
この動画を観てから、フィンランドの教育についての動画も観ると日本との違いにビックリしました。
日本ももう少し今の教育に疑問をたくさん持ち、諸外国のいい点を取り入れ、教育改革につながったらいいのになと思いました。
こういう発信の一つ一つが変えていく力を持っていたら嬉しいのですけど。
私が運動と健康に関して思うこと
私は運動が好きですが、体育会系の精神は持ち合わせておらず、人付き合いがうまくいかないので運動の場(フィットネスや地域のクラブなど)に出ていくことがとても苦手です。
だって、運動しにきている人って性格が体育会系の人が多いイメージで・・・そのノリに乗れないんだもの。(←偏見入ってる!?)
日本の運動に対する積極性は二極化していて、やる人はガッツリやる、苦手(運動や人付き合い)な人はなかなか機会が持てずにいる、そんな感じ。
もちろんそうじゃない人もたくさんいるでしょうが、何となく健康への意識はあるけれども運動の場にはなかなか・・・という方だっているはず!!
だけど、運動していれば健康、とか、体型維持できる、とか、イコールではないですよね。
なんかそういうイメージがあるのだけれど、運動していれば大丈夫ってわけではないし、太るのは運動していないせいっていうのも違うと思います。
生活環境やその人の持っている運動能力によると思うのです。
その状況に合わせて選べるような(日本の学校教育もそうですが)、運動の仕方ももっと多様化すればいいのになって思っていました。
コロナを機にオンライン化が加速して、おうちでエクササイズがしやすい環境が整ってきました。
リアルタイムのものもあるし、動画を見ながらマイペースに、というやり方もありますよね。
その人に合ったカタチって大事だなーーって思っています。
私にとって心地よいやり方
私にとって心地よい運動のやり方って何だろう・・・今、朝トレ開催しながら、模索しているんです。
私と同じような感覚の方と繋がりたくて、無料で気軽に参加しやすいシステムを作りました。
まだまだ数人で10人を超えることは少ないですけれど、今日は誰もいないからひとりで・・・なんて日がこないまま、継続できているのを心からありがたく思っています。
でも、同じように感じる方が増えていくか、今のメンバーがだんだん離れて行ってしまうか、正直なところ分かりません。
もうやろうと思う人がいなくなるまではやり続け、セルフケアやからだの声の聞き方、からだの喜ばせ方(楽になる)を発信し続けようと思っています。
考え続け、発信していくことが私のからだケアに対する学びや考えを深め、誰かに貢献しつつも自分のケアにつながっていっていると実感しているので。
実は、先日有料プログラムに参加してくださった方とエクササイズをしてからというもの、私のからだが軽い!!
どんな方にやっても効果は大なり小なりあるんだと思います。
そのプログラムの様子や明日の朝トレのテーマ、「中殿筋をしっかり働かせて、安定した歩きを手に入れよう!楽に長く歩けます」も今後投稿するので、お楽しみにーー!