マダム・ジュバン

子育てはとうに卒業。目下夫育てに奮闘中。 湘南のブックカフェで働きながら、毎週2,000字何かしら書いています。 50年越えの郷ひろみさま推し。最近は「光る君へ」にはまり過ぎて源氏物語にも手を出し多忙なり。 映画、ファッション、歌舞伎、京都が好き。

マダム・ジュバン

子育てはとうに卒業。目下夫育てに奮闘中。 湘南のブックカフェで働きながら、毎週2,000字何かしら書いています。 50年越えの郷ひろみさま推し。最近は「光る君へ」にはまり過ぎて源氏物語にも手を出し多忙なり。 映画、ファッション、歌舞伎、京都が好き。

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家事ヤロウの育て方教えます

「おーい、今晩は何にする~?」 風邪をこじらせ寝込んでいる私に夫から声がかかる。 現在69歳の夫が家事をするようになって4年、料理をするようになって1年が過ぎた。 こんな日が来るなんて夢にも思わなかった。 泣けてくる。いや泣きはしないが心底よくやったと褒めてやりたい。 誰よりも、ここまで夫を育てた私を褒めてやりたい。   2018年同居していた義父が亡くなり娘たちも独立。 家族の形は大きく変わった。 夫は定年後の再雇用で週3日勤務となっていた。 そこで私たちは思い切って住み慣

    • 王子と私の月音夜?

      なぜあの時の感動をすぐにしたためなかったのか、後悔しております。 それは夢のような一夜でした。 2024年12月12日土曜日、京都、平安神宮。 我が君、ひろみ様がオンステージされました。 半月に照らされてなおいっそう光り輝く君の 甘く力強い歌声に私は酔いました。 バラードは目を閉じて、秋の風を感じながらお声を浴びると わたしの中の細胞たちが浮き立ち悦ぶのを感じ、気がつけば涙していました。 と、そのとおりではありますが 私の隣りは70代後半~80代のお年寄り男女3人組。 同

      • スマホを無くして得たものは

        スマホがない、と気がついた時は夜の10時をまわっていた。 「ねえ悪いけど私に電話かけてくれない?スマホ見つからないの」 やれやれと立ち上がった夫。 「おい、オレに電話かけてくれない?」 「ふざけないで」 「いやふざけてない。ホントに無いんだ」 情けない。お互い歳をとったものだ。 ほどなく夫のスマホはソファーの隅で見つかった。 「じゃ鳴らすぞ」 夫が何度も私のスマホにLINE電話をかけたが、まったく音がしない。 「ああ、さっきのスーパーだ……」 やっちまった。さっきスーパーで財

        • 密やかな勇気 ようこそ人生を変える書店へ

          週3日、さまざまなお客様との出会いがあります。 「来てよかった、また来ます」と言って頂けることも増え ほっと羽を休める場になれたかな 次のステップに向かうための小さな灯りがともせたかな……と 自己研鑽と反省の日々です。 これは半分フィクション半分実話です。 どうぞお読みください。 密やかな勇気 ようこそ人生を変える書店へ | 天狼院書店 (tenro-in.com)

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        家事ヤロウの育て方教えます

          夫のいびきが教えてくれたこと

          突然ですがあなたはパートナーの方と同じ部屋で眠っていますか? 私はある時から「別寝」スタイルをとってきました。 それが思わぬ結果に繋がって……。 ぜひお読みください。 夫のいびきが教えてくれたこと | 天狼院書店 (tenro-in.com)

          夫のいびきが教えてくれたこと

          戦国武将に花を捧ぐ

          私の遠いご先祖さまはどうやら戦国時代に「首取り名人」という恐ろしい異名で名を馳せた「可児才蔵吉長」のようです。 何年か前にその名を冠した広島の「才蔵寺」を訪れ、実家にあった家系図と同じものを見た時には驚きました。 そのせいでしょうか。 ちょっと小指を切っただけでも背中がぞわぞわしてしまうのに 残虐な中にも美学があるような映画がなぜか好きです。 2010年公開の「十三人の刺客」とかシビれます。 「才蔵寺」を訪れた時の思い出を元にフィクションに挑戦してみました。 戦国武将に花を

          戦国武将に花を捧ぐ

          12月の雨

          荒井由実時代からずっとユーミンが好きだが、70年代の曲をあらためて今聞き返してもまったく古さを感じない。 どころか、歌詞の新しさに驚愕する。 「着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編んでます」と男を待ち続け 耐える女性の歌が大ヒットした時代の(1975年 「北の宿から」都はるみ)の3年も前に「返事はいらない」でユーミンはデビュー。 「ひとところにじっとしてると よけいなことも心配で 会いたくなるから」 と未練はあるが執着しない女性を歌った。 (1972年「返事はいらない」荒井

          この幸せはあたりまえじゃない

          歴史探偵 光る君へコラボスペシャル2 源氏物語 を昨夜BSで観ました。 とても面白い回だったので、ぜひ皆さんもNHKプラスで観て欲しい。 「光る君へ」にハマったことでどんどん興味の輪が広がってゆく楽しさ。 春には源氏物語の大学公開講座を受講したし 先日は勤務先の常連さんと源氏物語トークで盛り上がった。 この番組で、平安時代「紙」はとても高価なもので一般庶民は手に入れることができなかったと知った。 紫式部は道長からの依頼でこの壮大な物語を書いた、という説に基づいた 「光る君へ

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          母とともに生きる

          母が亡くなった歳を越えてもう3年も生きてきました。 なのにやっぱり越えられない。 いつまでもその存在は大きくて温かくて忘れることはありません。 少し長いのでこちらからお読み頂けると嬉しいです。 (勧誘とか一切無いのでご安心を笑) https://tenro-in.com/mediagp/327688/

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          女がキレるその理由(わけ)は

          最近では男性脳も女性脳も存在しないと言われてますが、 本当にそうなのかなぁ……。 滅多に怒ることのない私がキレると相当怖いらしいです。 でもそれは脳科学で説明できることだったとは驚きです。 ぜひ読んでみてください。 https://tenro-in.com/mediagp/326476/

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          ChatGPTが書いた記事にうっかり感動

          私はあるライティングの講座を受けています。 そして最近その講師である方のFacebookコメントにいたく感動しました。 さすが、M氏。 文章上手い! 説得力あるなあと思って保存したりして……。 しかし最後まで(まあまあ長文だった)読んで吃驚! それはChatGPTが書いた文章だというのです。 M氏曰く彼のこれまで書いたものをすべて読み込ませた結果、できた文章だと。 今盛んにそのChatGPTのゼミも宣伝してくるのですがどうも受け入れられない。 だって苦労して書くから面白いし、

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          ああ、QRコード決済の無情よ

          私はブックカフェで働く60代。 最近は会計の時、キャッシュよりもカード払いや交通系IC、 そしてQRコード決済を利用される方が大半を占めています。 これはこちら側も大変助かるのですが、私はいつも小さなショックを禁じ得ません。 「○○ペイで」 「ありがとうございます。ではこちらにお願いします」とパッドをさし出す直前、まず映るのは自分の下から見える顔。 我ながらギョッとしてしまうのです。 下から映す顔は10年後の自分の顔とも言われます。 ああ、なんとおぞましい。 二重顎でほうれ

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          夫も育てりゃ木に登る?

          まったく家のことをしなかった夫ですが、私の作戦勝ち、とでもいいましょうか。 今は立派な家事ヤロウとなってくれました。 65を過ぎての話です。 世の奥様方よ、諦めちゃいかんのです。 そんなあれこれ書いてみました。 スキして頂けると嬉しいです♡ 家事ヤロウの育て方教えます|マダム・ジュバン (note.com)

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          老害ってなんなんだ

          あちこちで最近耳にするこの言葉。 老人イコール害みたいな印象で、老人に片足入っている私としては あんまりいい気持ちはしません。 皆さんはどう思いますか? https://tenro-in.com/mediagp/324785/

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          マダム・ジュバンと名付けたワケは

          こんにちわ。 夫からうつされた夏風邪で絶不調のマダム・ジュバンです。 自分で「マダム」とかよく言うなって思いますよね。 実はこれにはワケがあるのです。 口の悪い夫が寒がりの私に向かってよく吐く毒が、その由縁です。 「おお寒い寒い」 「寒くないだろ、肉襦袢着てるんだから」 この毒は愛ある毒だと知っている私。 ある日こんなふうに返してみました。 「マダム・ジュバ~ン、ニクジュバ~ン」 そうフランス語風にリズミカルに気取って。 これがヤケに夫にウケてそれから自らを「マダム・ジュバ

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          「気にしない」はハワイの合い言葉

          久しぶりにハワイに来たというのに、もうはしゃげないお年頃の私。 (66歳ですの(-_-;) そんな私でも彼の地の海は優しく受け止めてくれたのでした。 「気にしない」はハワイの合い言葉 | 天狼院書店 (tenro-in.com)

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