王子と私の月音夜?
なぜあの時の感動をすぐにしたためなかったのか、後悔しております。
それは夢のような一夜でした。
2024年12月12日土曜日、京都、平安神宮。
我が君、ひろみ様がオンステージされました。
半月に照らされてなおいっそう光り輝く君の
甘く力強い歌声に私は酔いました。
バラードは目を閉じて、秋の風を感じながらお声を浴びると
わたしの中の細胞たちが浮き立ち悦ぶのを感じ、気がつけば涙していました。
と、そのとおりではありますが
私の隣りは70代後半~80代のお年寄り男女3人組。
同窓生?呑み仲間?
始まる前からまあ京都弁でよく喋る喋る。
まいったな、この席。静かにしてくれないかなと思っていた私。
案の定、ライブが始まってからも
「かっこええなあ」「しゅっとしとるなあ」
「鍛えてんのやろなあ」
と常に感想をお漏らしになる。
そしてアップテンポではノリノリ、最後は大声でアンコールコール。
おじいちゃんたち、初めにいやだなと思ってごめんなさい。
我が君は私のようなコアなファンだけのものにあらず。
小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんにまで愛される
「国民的大スター」であったのだと今さらながら気づかされたのでした。
それにしてもいいライブだったなあ。
多幸感で充たされた夜でした。