20代で捨てるべきものは50代でも捨てるべきものだと思う。自由であるために。
私はずっと他人軸で生きてきたと50代になった今、やっと分かりました。
自分軸と他人軸。
他人軸で生きるとは、他人の評価で自分の価値をジャッジすること。
他人から与えられた価値とは、
親から押し付けられた価値(安定した会社にはいるには、良い大学へ行った方がいいよ、とか)
年収、フォロワー数を気にすることとか。
この他人軸の原因となるものを、この本では
「ノイズ」
と呼んでいます。
自分らしく生きるためには、この「ノイズ」をどれだけ除去するか。
ノイズを取り払った結果、本当の自分が削り出されて、
自分の心の声を聞き、自分らしく生きることができる。
自分軸で生きることができるんだ。
他人軸で生きてきた結果、
私は本当に苦しかった。
私、振り返ると、幼少期からずっと他人軸で育ってしまった。
離婚した母親は一人っ子で、
長女の私は母の価値観を存分に浴びて育ってきた。
その結果、自分がやりたいことが分からないまま、この年まで生きてきた。
それでも流行に興味がなかったり、人と比べることを好まなかったり、競争することがあまり好きでなかったのは、母の価値観から逃れるためだったのかもしれない。
20代で捨てるべき50のこと。
これは50代でも捨てるべきものだと思う。
人の目を気にしながら生きることが、
生き残るための知恵だったこともわかる。
だけど、
人の目を気にして生きるのと、
人のことを気にかけて生きるのは別だと思う。
「自由であり続けるために」
この本は、
今の日本人が生きづらく感じる視点を
ズバッと爽やかに教えてくれる本です。
そして心を自由にしてくれます。
著者の四角大輔さんは、私と同年代。
素晴らしいキャリアを全て手放して、
自分らしい生き方を選んだ方です。
自分らしいとは何か。
自分らしさを知りたい人。
自由を求めている人。
生きづらさを感じている人。
今の生き方をもっとシンプルにしたい人。
自己否定に陥ってしまう人。
自己肯定感を上げたい人。
いろんなことを頑張っても納得できない人。
そんな人におすすめの本です。
私も、この本に出会い、心がスッと軽くなりました。
何度も読み返したいので、この本は手放しません(笑)。
文庫本はこちら。
単行本もあります。
私は文庫本を買いました。
どこにでも持っていけるから、文庫本をお勧めします。