感動と驚きに溢れた今までで最高のイタリアン「mondo」@自由が丘
噂には聞いていたものの、まさか行けると思っていなかった自由が丘のイタリアンの「mondo」さんで素晴らしいお料理とワインの数々でお誕生日お祝いをしてもらいました。
こちらのお店は自由が丘の住宅街にあり、シェフのご自宅の一部にリストランテがあるというような隠れ家的な場所。
イタリアンの名店アクアパッツァ出身で本国イタリアでも修行経験のある宮木康彦シェフの作るクリエイティビティに溢れたお料理とカリスマソムリエの田村理宏氏の緻密に計算されたお料理とベストマッチのワインの数々。業界からも一目置かれているお店です。
まず、乾杯のスパークリングはオーストリアから↓
いよいよ、一品目❗️
お野菜のスープとオリーブのフリット
色んな野菜から出てきた濃厚で深みのあるスープが繊細で本当に美味しい。
オリーブの中にはお肉が入っていて、泡のワインとの相性が抜群です。
次は、自家製パンです。
これが本当にすごいんです!
イタリア各地のパンを6種類も手作りで作っているのですが、手前と奥に見える2種は、レストランの庭で育った梅の実や山葡萄を天然酵母にしているそうです。
サルディーニャのパーネ・カラザウやグリッシーニを手作りで作っているイタリアンは初めてで感動。
食べたらまたさらに美味しさに感動です。
パンの説明はこちらに詳しく書かれています↓
次は
熊本産桜肉とビーツのタルタル
これまた感動の味!
ビーツのソースには柿酢を混ぜているそうで、まろやかな酸味がビーツや馬肉の尖ったところを上手く引き立てつつまとめています。
次のお料理にごぼうが使われているということもあり、こちらの醸したオレンジワインをセレクトしていただきました↓
次のお料理は
ボラとごぼうのポレンタ
ごぼうの素揚げに、きんぴらごぼうのような甘さのごぼうと、さらにポレンタにもごぼうの味が混ざり込んでいます。カリッとしたボラの皮と柔らかい身と素晴らしく合っていて、このお料理にも感動です!
お皿もボラの鱗のような模様で、とてもステキです。
次のお料理は
“リングイネ”子持ちヤリイカとフルーツトマト、ルッコラ
ソースにヤリイカの卵を混ぜていて、味だけでなく食感も楽しめるという、こちらも感動の一皿!
次のお料理は
“ストラッチ”桜マスとほうれん草のクリームソース
これもまた驚きが!
ほうれん草を、フリーズドライして乗せているんです。クリームソースの中でクタッとさせずに、こういう形で、野菜を生かす術に感動!
桜マスとクリームソースに手打ちのストラッチが素晴らしいバランスで合っていてこれもまた美味しいという月並みになってしまう表現しか見つからないけれど、本当に美味しい。
先程のお料理に合わせていたのはこちらの赤ワイン。
ソムリエさんのワインのセレクトが最高で、お料理とのマリアージュが完璧です!
次のお料理は
宮崎県霧島黒豚肩ロースと壬生菜、黒トリュフ
これまた驚きの一皿!
柔らかーいお肉に少し中華っぽいような甘みを感じるソース。初めて食べた壬生菜は水菜のようなお野菜で、その両方に黒トリュフと黒胡椒が、掛かっています。
色んな味が口の中で合わさった時の幸せ。
いやー、筆舌に尽くしがたいです!
そして、先程のお料理に合わせていただいたワインがこちら↓
これが、黒胡椒を感じさせるような味わいのワインで、あのお料理のために存在してるんじゃないかって言うくらいピッタリと合っています。
そして、デザートに
チョコレートと苺のトルティーノ
お誕生日ということで、お皿にメッセージを入れていただいたり、お店の方にオルゴールでハッピーバースデーを演奏していただいたり、さらにはチューリップまでいただいてしまいました。
早速、お家に飾っています↓
最後に
カプチーノ
これに限らずですが、お皿も全て素敵なんですよね。
こちらのPenの記事を読んでいて思い出したのですが、お店のBGMは田村ソムリエセレクトの80年代を中心にしたUKロックが流れています。これも、他のリストランテとの差別化戦略に繋がっていますね!
私もUKロックが大好きなので、音楽にもワクワクしながらお料理を楽しめます。
とっても美味しくて、しかも全てのお料理とマリアージュされるワインに驚きと感動がある、最高のお誕生日のひとときでした。
私が今まで行ったことのあるイタリアンの中で完全にNo. 1決定です!
そうそう、mondeさんを起点に、代官山に「Falo(ファロ)」、自由が丘デパートに「ま〜に」というmondeとは別のコンセプトの系列店があるそうなので、今度はそちらにもお邪魔したいと思います。
mondoさんのオフィシャルサイトです↓
系列店のFaloさんとま〜にさんはこちらです。