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感情について

最近思うことがある

いつも通勤時に通る道沿いに
数年前ちょっと苦い思いをしたお宅がある

約束事をしていたのに
我が家にトラブルが起きて
約束事を果たせなかった
そのトラブルのせいで我が家もおおわらわになり
てんやわんやで電話でお詫びしただけで終わってしまった
トラブルは夫を精神的にかなり落ち込ませ
私もそれをただ見守って励ますしかなかった

そしてそのまま数年経ってしまった

そのお宅の家の前を
毎日通らなければならない
我が家から結構離れているのだけれど
通勤時も買い物にも必ずその家の前を通る
そのお宅は事業をしている大きな家

同じ道を毎日同じように通る
なのにそこを通る時の感情が毎日違うのだ

「あぁ、あの時は本当に申し訳なかったな」
「もう何年も経ってるんだからいいよね」
「きっと我が家はここのお宅と縁がなかったんだよ」
「私の事、めちゃくちゃ嫌ってるだろうなあ」
「菓子折りとか買って行って謝った方がいいんじゃないか」
「今更だよなあ」
「きっと私の事なんて忘れてるよ」
「もういいんだよ、大丈夫」

なぜかその日によって
ネガティブな思いと
ポジティブな思いが
心の中を揺さぶる

同じように同じ道を毎日通ってるだけなのに
その家を見るだけで
違う感情が湧き上がってくる

同じ道
同じ家
何が違うのか考えてみる

違うのは私の感情
なぜ違うんだろう

その日の体調?
出掛ける時の機嫌?
その日の運勢?
その時の「何か」

そうやって考えると
同じ事なのに
その日の何かで結果は全然違ってくるのではないか
日常生活の色々なこと
仕事での色々なこと
人生の色々なこと




ここまで書いて
数日前ポチッとした
本がAmazonから届いた

しんめいPさんの
「自分とか、ないから。」サンクチュアリ出版

今年の健康診断で
悪玉コレステロール値で引っ掛かり
朝早起きして30分本を読みながらエアロバイクを漕いでいる
(そんなことはどうでもよくて)
他に読みかけの本があったのだけれど
まず読んでみた

びっくりした
ここにその答えが書いてある
私の心の中が誰かに読まれているような気がした

活字になった漫画、みたいな感じで
時々吹き出しながら、笑いながら読める
日々の悩みが全部バカらしくなるような
そんな楽しい本

まだ全部読んでないけれど
あっという間に読み終わりそう

なんとしんめいPさんは大先輩noterさんだった!!

ということで
明日から
その苦い思い出のお宅は
何事もなかったように通り過ぎることにしよう

しんめいPさん
ありがとうございました

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