【スカウト返信率UPに必須】「開封率」をどのようにしてあげていくか
みなさん、こんにちは。
即戦力RPOです。
本日は母集団形成に関係する返信率の一歩前の段階である”開封率”のあげ方について触れていきます。
ダイレクトスカウトの話になると、返信率を上げるためにいかにスカウト文章をパーソナライズ化するのかの議題がよくされると思います。しかし、どんなにパーソナライズ化をした素晴らしい文章を作っても、そもそも開封されなければ意味がなく、スカウト開封率はそういった意味で大きな意味を持ちます。
そのため本日は多くの企業が見落としがちな「開封率」についてお話ししようと思います。明日から使えるTipsが盛り込まれていますので、ぜひ最後までご覧ください!
開封率を上げるためにはまずは「スカウトIMP数」を意識しよう
「スカウトIMP数」とは、送ったスカウトのタイトル文が候補者の目に触れた数のことを言います。
以下にユーザーがスカウトを開封するまでの流れを記載しました。
①サイトを開く
↓
②スカウトを目にする
↓
③目にした中から興味のあるタイトルや写真のスカウトを開く
ここで最も大事なのは【②のスカウトを目にする数=スカウトIMP数】です。開封率を上げるためには、スカウトIMP数の向上とIMPのあったスカウトが開封される率の向上の2ステップに分けられるということです。
スカウトIMP数を上げる3つのポイント
スカウトIMP数を上げるために抑えておくべきポイントが3つあります。
①ターゲットがスカウトを見る時間帯
ターゲットが最もスカウトを見る時間帯にスカウトを送ることでスカウトIMP数を向上させることができます。
この「スカウトを見る時間帯」はターゲットのポジションや各媒体によっても異なるのですが、基本的には朝の通勤時、昼休憩、退勤時、夜寝る前の4つのタイミングが多いです。
こちらは一定の仮説を持って自分たちで検証していくことをお勧めします。
(弊社でもあくまで仮説にはなりますが上記のようなデータを貯めています。)
②スカウトの上位占有時間
どの媒体でも送ったスカウトは時間が経てば経つほど、新しいスカウトによって埋もれていき、サイトの下の方、もしくは離れたページに移動してしまいます。
そうなってしまうと、候補者の目に触れる確率も下がりますよね。
逆に、送ったスカウトが一覧ページの上の位置、1ページ目にできるだけ長く表示されるようにすれば、候補者の目に触れる確率は上がります。見るタイミングももちろん大事ですが、スカウトを送る時間によって占有時間を伸ばすことができます。
重要なのは他社が送れない時間帯に送れるかどうか。
スカウトを打つ行列の最後尾でスカウトを打つイメージで、夜もしくは朝一に送ることを推奨します。この時間は上記のターゲットがスカウトを見る時間帯とも一致します。
ただし、デメリットとしては求職者にマイナスの印象を与えかねます。
例えば22時にスカウトを受け取ったら『普段からこの時間まで働くのかな』とブラックな印象を持たれてしまう可能性があります。
これは会社の自己責任になりますので、自社で適切かどうか判断してから行ってください。
③スカウトの視認性を上げる
数あるスカウトの中で自社のスカウトを一番目立たせてください。
エンジニアやハイレイヤー人材は一日に50通、多いときで100通以上のスカウトをもらっています。また、送られるスカウトのほとんどがタイトルやロゴの画像が似ているため区別がつきづらいです。
ここで突然ですが、下記の画像に一つだけ赤い点があります。何秒で探せましたか?
早い方で一秒、遅くても三秒で探せたんじゃないでしょうか。
色味があるというのはそれだけインパクトがありますし、目に留まります。
企業のロゴ写真を派手な色にしたり、スカウトのタイトルの前に🔴のような派手な絵文字をつけたりと、候補者の目にとまるためには何が一番有効的か、試行錯誤を繰り返して見つけてみてください。
ただ、媒体のUIによっては、会社のロゴを自在に変えられたり、年収やスカウト文章を一部見せることができるなど仕様が異なります。そのため。媒体のユーザー側の画面は確認する必要があります。
スカウトIMPからの開封率を上げるためのポイント
開封率とはスカウトIMP数から開封につながった率のことを指します。
当たり前ですが、開封率を増やすには惹きつけるタイトルが大事ですよね。
ではどんなタイトルが刺さりやすいのか、それは「求職者のニーズと一致」だけにフォーカスして考えればいいです。
フルリモート希望の方はタイトルに「フルリモート」と記載したり、いくら以上の明確な年収が決まっている候補者の方にはその年収をタイトルに記載して送るなど、候補者のニーズを捉えていれば開封率は必ず上がるのです。
その上でコピーライティング能力が重要になってきます。
例えばメルマガって人間の心理をついているタイトルで送られてくるので、『30万円キャッシュバック!』『申込み数100名突破』とかのタイトルってつい開いてしまいますよね。
このように魅せるタイトルはコピーライティング能力、且つ求職者のニーズと一致ができているかどうかが重要になります。
さいごに
いかがでしたしょうか。
「返信率」を改善する前に、まずはどうしたら「開封率」を上げれるのか、今回お伝えしたノウハウをもとにぜひ実践してみてください。
最後に告知になりますが、即戦力RPOでは開封率・返信率をデータとして記録し、数値分析を行った上でボトルネックの改善を行います。
返信率の向上だけではなく、その他業務など多方面でサポートさせていただいておりますので、採用に課題を感じる企業様はぜひお気軽にご相談ください。