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「風の時代」なるものに騙されないための三箇条

こんにちは、元リクルートでNY在住のメッセージ強め音楽家・宮嶋みぎわです。本日は「風の時代」なる言葉に、翻弄されない、騙されないための三箇条を、大胆にもお伝えしてみようと思います。

  1. 自分らしく生きれば毎日軽々爽やか〜はウソ!

  2. 自分を愛さないといけない、はウソ!

  3. 何でも感謝してポジティブに捉えれば軽やか〜、もウソ!


「風の時代」という言葉、もともとは西洋占星術の言葉で、「目に見える価値よりも目に見えない価値が重要視される時代」という意味だそうです。

目に見える旧来の価値=お金・社会的地位・学歴・身分など
目に見えない価値=自分が本当に好きなもの・自分が大事にしているものなど

と置き換えることができ

社会的地位なんて考えずに、自分が本当に好きなことを仕事にしたって良いんだよ〜!転職してもいいよ!学歴無視してもいいよ!

などという文脈で使われることが多いです。

見えない価値を信じて生きるって、そんなルンルンしたものじゃない


2020年あたりから頻繁に使われるようになった言葉ですが、あれっ?これって私のこと?と、ある時、私は思いました笑。私は、「リクルート『じゃらん』編集デスク」というクリエイティブで、お給料も良く、職場も楽しい、最高の仕事を辞任して、何の保証も安定もない音楽家に転身したのですから。

「風の時代を象徴するような人生ですね」とよく言われるわたし・・・確かに、私自身は、この転職をして本当に良かった!と思っています。

が、たくさんの努力が必要でしたし
苦労もありましたし
多くの不安と戦ってきましたし

私としては

見えない価値を信じて生きるって、そんなふわふわルンルンしたものじゃない!

覚悟もしておけよ!

と、どうしても思ってしまうのです!!!そんなわけでこの三箇条について今日は語ってみることにしました。

私は自分が覚悟を決めて、自分らしく生きることに決めたあと本当に幸せだから、そのことは皆さんにお伝えしたい…でも、自分らしく生きると何が起こるのか、事実を伝える人でありたい、と思うのです。

では、三箇条、行ってみましょう!!!

1 - 自分らしく生きれば毎日軽々爽やか〜はウソ!

自分らしく生きるためには、そもそも、自分の本音にウソをつかないことが大事です。本音を隠して生きていると、だんだん自分のほんとうの気持ちを感じられなくなってしまうので、そうすると、自分らしく生きるどころではなくなってしまいます。

でもこの本音って、やっかいなのですよ。上司を嫌いだとしますよね。でも上司に面と向かって、アンタのこと大嫌いだったのよね、初めて会ったときから!なんて言えないじゃないですが笑。

それで私達はどうするかというと、嫌いな上司とも毎日平和にやっていけるように、自分の感情をごまかすようになるのです。

さあ、どうしますか?上司と喧嘩して職を失ってでも風の時代をやります?それとも我慢して安定的な毎日を取ります?

私は、この難題に、自分できちんと答えをだすことをおすすめします。これが、「自分らしく生きるため」「本音を感じて生きていくため」に必要不可欠な課題だから。でも、今スグ答えが出なくても自分を責めないでほしいのです。

だってこれ、難しいから。そこに行きつくまでに、一度めちゃくちゃ大きな壁があるものだから。

自分らしく自分の感情に素直に生きるようにすれば、毎日が軽くルンルンになる!なんて伝え方は、ちょっと「はしょりすぎ」だと思うのですよ。

ちなみに、自分らしく生きるために感情を開放すると、喜びを感じる感度も上がるけれども、辛さや怒りも強く感じるようになります。そこにも注意しておいてくださいね!

2- 自分を愛さないといけない、はウソ!

自分との付き合いは一生続きます。良いところも悪いところも一番見えてしまうのが自分です。

だから私は、自分なんて愛せなくてもOKだと思っています。

自分は面倒なルームメートのようなもの。ずっと一緒に生きていかなきゃならないなら「諦めて受け入れる」だけ。それができれば、毎日がうまく回り始めますよ!


3- 何でも感謝してポジティブに捉えれば軽やか〜、もウソ!

ポジティブ・シンキングしていれば幸せがやってくる・・・という考え方。これも大嘘だと私は思っています。

どうにも成らない辛いこともあるのが人生!

辛いことを無理にポジティブに捉えようとすると、自分が壊れてしまうので、決して無理強いしないでください。悲しい・辛いはそのまま捉えてあげてほしいですし、泣くこと・失敗することを自分に許せばいいだけです。

1つだけ気をつけたいのは「被害者意識」ですね。

嫌なこと辛いことがあった時になんでも人のせいばかりにしていると、自分を不幸の沼に浸けておくことに繋がります。

例えば上記のように、上司を嫌いだとします。どんなに相手が無茶苦茶な人だとしても、その上司の愚痴を言い続けて、何もせずに居る限り、あなたがやっていることは「不幸の沼に自分を浸けている」行動です。「被害者である自分」という沼から自分を引っ張り出していないのですから。

辛すぎると、思考が停止してしまって本来のクリエイティブなあなたが影を潜めてしまいます。ぜひ深呼吸して、クリエイティブな脳みそを取り戻してみてください。あなたには部署を変える権利も、上司の行動を記録してしかるべき場所に訴える権利も、会社を変える権利も、本当はあるのですよ!


※フェイスブックをされている皆さま、今回は珍しく動画があります。下のリンクからFacebookグループに参加できる方はぜひ、グループに参加→動画の視聴をどうぞ!全部で39分です。2022年2月22日に新刊を出版される岡崎かつひろさんのFacebook Live番組です。

岡崎さんのナビゲートの素晴らしさも見どころ!

スクリーンショット 2022-02-03 午後3.58.04


風の時代という言葉の上っ面だけに翻弄されず、みなさまが、本当に自分らしい毎日を送れますように。また次回の投稿でお会いしましょう!!


PS-1:自分らしく毎日を送りたい方のために「自分掘り下げラボ」というメールマガジンをスタートしました。無料ですので、どうぞ登録してみてくださいね。

PS-2:貼り付けた画像内でコメントを寄せてくださっている佐野創太さんのご著書も、自分らしく生きるためのヒントがいっぱいです。これから就職する方、夫婦仲に問題を感じている方、サークルやバイトを辞めたい方など、転職以外のシーンでも活用出来るヒントだらけで、おすすめです!

https://note.com/miggymigiwa/n/nbfa06fa857ec


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NYの音楽家 Miggy 宮嶋みぎわ
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