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【読書日記】📗「いつか月夜」著:寺地 はるな

【あらすじ】
父を亡くした後、心のモヤヤンがたまにふと現れ、どうにもならない思いを
夜道をひとりで歩くということで
紛らわせていた
主人公の「實成」。
そのうち、職場の同僚、元恋人、マンションの管理人など、いっしょに歩く人が増えていく。
いっしょに歩いてはいるけれど、
みんな各々にさまざまな問題を抱え
ながら生きていて…

【感想】
夜道を歩く。それだけの話なんです。

 なんだかほんとに身近にありそうな親近感があった。月夜の下を歩くという
特有の落ちつく雰囲気を感じながら
リラックスして読み進めた。

 人といっしょに夜、歩くっていいな。
昼間ではなく、いちにちの活動が終わった
落ちついたしずかな月夜の下を
誰かといっしょに歩くということから生まれる
人と人との距離感が、とても心地よく感じられ
いっしょに歩く仲間が欲しくなった。

【おまけ】★
そして第6刷記念として
寺地さんが書かれたうさぎの
限定シールがついてきました…!
寺地さんファンなので、うれしい!
しかも、このうさぎちゃん味があって
かわいいですよ〜!寺地さん!

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