トラウマの火

子供の頃に『イジメ』られた経験がある

『イジメ』や『いじり』『からかい』を良い方向に考えるように努力した

いくら良い方向へポジティブに考えても

当時の記憶は頭の片隅に、心の片隅に残っている

このままじゃ、ダメだ、完全に消さないと・・・

『なかったことに』忘れる努力をした

その結果

自分の中の究極の自己防衛本能も手伝って

『忘れる』ことに成功した

小中学校での記憶、友達は一部を除いて完全に思い出せない

記憶の封印に成功した

はずなのに・・・・・

辛い経験は私だけで充分なのに・・・・・

なぜなんだ?

一番大切な家族が中学で同じ経験をした

とても、辛いの時期を乗り越えて

進学した

でも、その辛い経験が消える事は無かったのだろう

心のどこかで、トラウマとなって残っていたのだ

私たちの知らないところで、『トラウマの火』はくすぶっていた

この火は一度点火すると止まることを知らない

頑張れと応援したいが、無理に応援できない

逃げても良いと甘いのかも知れないが私達は判断した

頑張って、頑張って、頑張ることよって

この『トラウマの火』が大きくなることを私たちは恐れた

逃げること=普通でなくなる

世間一般の普通ではない選択をして

新たな道にチャレンジする

新しい道の行く先に『トラウマの火』の導火線が

『あちらこちら』にあるかも知れない

導火線に火がつくようになったらどうしようか?

また、ダメならどうしようか?

マイナスの考えばかりが頭の中を駆け巡る

私たちは環境を変えてあげる事はできるが

『突破する方法』『逃げる方法』『立ち向かう方法』までは教えられない

ここから先へ進むためには

『自分で考え』『自分で行動する事』がとても大切なんだ

『自立する』ためのフォローは出来る

そこまでなのだ

小さい時に、一人で立ちがって、歩き始めたように

私たちは見守らせてもらう

君のこれからの歩みを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?