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マイナンバー連携の欠点
おはようございます!
今日は3月5日発行シルバー新報②面
〜療育手帳もマイナ連携、割引手続きデジタル化へ〜
についてです。
【今回の記事のまとめ】
☑️マイナンバー法の一部改定により、知的障害者がマイナポータルと連携した民間のアプリを利用することで、手帳を提示しなくても交通機関などで割引が受けられる見通しだ。
☑️現在、身体障害者手帳と精神障害者保健福祉手帳については既にマイナンバーの利用、情報連携の対象となっており、今後はインターネットで割引乗車券の購入も可能になる予定だ。
以上のまとめを踏まえて私見です↓
今回はマイナンバー法の改正による障害福祉との連携についてです。
この記事をみるまで身体障害者手帳などとマイナンバーが連携しているということは知りませんでした。
マイナンバーが障害福祉、介護保険に歩みよってきています。
“デジタル化”することによるメリットはまとめの通りですが、証明をスムーズにできたり、ネットでの購入にも適用できるところは利用者さんやご家族、支援者にとっていいことだと思います。
ただし、マイナンバーと連携する必要ってあるんでしょうか。(マイナンバーって持ち出すの怖いですよね。)
単に障害者手帳を“デジタル化”したり、交通機関系のICカード側で障害者の登録を行うだけで良いように思います。
現に関西では【スルッとKANSAI特別割引用ICカード】が発行されていて、本人用、介護者用のカードを作成することができ、毎回手帳を提示する課題は解決されています。
繰り返しますが、マイナンバーと連携させる意味ってあるんでしょうか。
今のところ意味ないように思います。
証明証や保険証などを”デジタル化”した場合、活用できるかどうかはシステムによります。
【スルッとKANSAI】のシステムは便利に使うことができるから成功しています。
仮に今後介護保険証などが“デジタル化”されたところで、市役所や各事業所がそのデータを共通して使えなければ意味がありません。
なので、マイナンバーのシステムが上手くいっていない限り、マイナンバーで“デジタル化“したところで『嬉しい』とはなりません。
逆に連携させられることの方が迷惑で、『他のシステムで間に合いますよ…』というのがオチかなと思います。
国がやることってどうしても後手後手で上手くいかないですよね。
マイナンバー、どうなっていくんでしょうか。