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フレキシブルマインドが未来を創造する

「決めた」

僕は高校生最後の年
大阪に上阪を決意した

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自然溢れる肥沃な土地

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僕の田舎は島根県松江市で
10代の頃はこの町で暮らしていた

当時は気づかなかったが
優美な風景と風情のある町並みが
とても、奥ゆかしかった

宍道湖に沈む夕日は、格別に綺麗で陶酔する
家族や友だちとよく見に行っていた

遊ぶ場所といえば、古墳や神社などの遺跡
山、海、湖、川など全てが揃った長閑な土地だ

「時間が遡る」

自分の育った環境の事もあり
沢山苦労をしたが、何故かいつも前向きだった

もしかすると島根の緑や大地、綺麗な空気が
僕を癒やしてくれてたのかもしれない

「オートファジー」

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天下の台所「大阪」

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そんな田舎者が、あの大都会大阪に凸したのだ

周りを見れば
ビルビルビル、人人人

「なんじゃこりゃー!」

松田優作バリの感情が
こみ上げてきたのは言うまでもない

そして、ワクワクが止まらなかった

人生初の一人暮らし
毎日が驚きと出会いの連続で

毎日のように笑った

だけど、そんな楽しかったのは学生までで
その後は地獄のような毎日が始まる

20代〜30代はお金を稼ぐことと
趣味を両立させることで必死になり
自然に笑っていた、あの頃の僕とは別人で
まるで嘘笑いをしているピエロのようだった

言うまでもないが、体の疲れとメンタルはピークになる
人には優しくできず、ポンコツ具合に拍車がかかり
迷惑をかけまくっていただろう

それでも、前に進まなければあっという間に
取り残されるという不安と恐怖を振り払いがら
ガムシャラに走り続けた

都会は華やかな世界が縦横無尽に広がり
僕らに夢や希望を見させてくれる

これはまるで、幻術にかかったかのよう
仕事で稼いだお金で連日お酒三昧のパーリー

「最高だ、楽しい」

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帰納法

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「ちょっとまてよ、何かおかしい」

僕は個人で仕事をするようになり、沢山走り回った
知り合いも増え、横の繋がりがどんどん広がった

おかげで、仕事も沢山もらえるようになり
このままの調子で走り続けようと思ったが
ふと、アクセルを踏むのを緩めた

「この生き方は合っているのか」

知らぬ間に、欲望という底なし沼に
一歩一歩足を踏み入れていた

この世界の幻想に惑わされ
自分じゃない自分と向き合い
本当の自分を置いてきていた

何かこう、パラドックスのような事が
起きているんじゃないのか

一体なんのために、大阪の街に上阪し
何故、この環境を作り上げ、今に至るのか

そう考えるようになってから
我に返る時間が増えてきた

この大阪という華やかな街で
20年間生きてきて、沢山のデータ精査し
自分以外の人間を客観視して見る
そうすると、見えてきたリアル

確かに希望という光は
この都会の街に実際存在する

しかし

その光には、人工の光も存在していた
そう、ネオンの光だ

このネオンは厄介なことに
希望の光と混じり合い、ケミカルになる
そして、人は錯覚しその場所に群がる

僕が思う希望という光がある場所は
欲望という場所の真反対にある

中にはこの欲望を利用して、成り上がる人もいるが
これは僕の夢からはどんどん遠ざかる


だから舵を切り、180度軌道修正した

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遡ることで見えた暮らしと未来

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それは

10代の頃住んでいた故郷のような町で
もう一度暮らしてみたい

辺りを見回せば緑が溢れ
少し歩けば川のせせらぎが聞こえる

鳥は自由に空を飛んでいて
夕日の光で影になるコントラストが最高だ

この場所はネオンの光ではなく
月の光が僕を照らしてくれる
未来を道標をするかのように

だけど、一言で田舎が良いから住みたいでは
仕事や生活はままならないだろう

「自分で時代を創る」

僕は近い将来
自然とテクノロジーの融合した未来が
到来するとを想像している

テクノロジーの進化は
ネガティブなイメージを持つ人が多いが、僕は違う

・AI・デジタルでの生産性向上と教育
・スマートな生活と健康管理
・世界と繋がるコミュニティ

このように一部だが
サスティナブルな環境を作り上げることも可能だし
人との繋がりはインターネットにより無限になる

ただそれは、人間の使い方次第で
間違えればディストピアになるだろう

だから僕は、この環境でテクノロジーというものの
理解と体験を伝えたいと思う

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仮想現実世界と現実世界の融合

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移動が制限される昨今
家から出ないという選択肢も増えた

この状況がいつまで続くかはわからないが
オンライン化のスピードは益々上がるはず

現状はスマホだけど、そのうちVRやARのグラス
そしてコンタクトやチップに移行し、マクロからミクロへ
仮想現実との境目が無くなってくる

これは100%そうなると思っている

であれば、どの場所にいても
不便はしないし、何処でも誰でも会える
また、仕事もできる

まるで、ドラえもんの世界観

時代背景を考えれば
オンラインとオフラインを同時に走らせ
どちらのラインも選べる環境をつくる方が良い

オフラインでは
大地を感じ、自然や人の暖かみを感じることができ
オンラインでは
何処からでも、皆に会うことができ笑顔が増える

「リアル空間とサイバー空間のデザイン」

そんな夢のような世界はもうそこまで来ている
僕はワクワクが止まらない

こんな環境でサービスを展開し
心の余裕を持ち、笑顔で生活をしていく

「最高だ」

僕が思い描いている未来のまちは
ドラえもんとのび太の関係のように
科学と精神が繋がる未来がある

「そんなまちで暮らし、生きていこうと思う」

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