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【V】酒と過食と不眠と認知(症)

はい。
もはや恒例となっております、
「タイトルが歌謡曲のアレやがな!」シリーズです。
(え?いつシリーズになったの??)


というか、この歌を知っている方が、果たして私の読者さまにどれだけいらっしゃるのか?と。
ちょっと世代を考えんかい!と。

うむうむ、確かに。
でも、そうツッコんだ方。

あなたも十分に私と同世代ですw!


「飲んで〜飲んで〜飲まれて〜飲んで〜」
で有名な河島英五さんの名曲ですね。
このサビで分かる方は多いかと。

この時期になるとカラオケで歌いたくなりますね。
ああ、泣ける……。
(おまいの歳はいったいいくつやねんw!)

ちなみに私はあまりお酒は飲めませんw。



さて、今月は「過食」をテーマにベジタスやっております。

そしてこの時期の過食と言えば、やっぱり「飲酒」はついて回るもの。


というわけで、今回はみんな大好き(?)「飲酒」にまつわるベジタスをいろいろとお話してみましょう。

クリスマス&年末目前にこんなお話をするなんて。
空気読まない&無慈悲な私ならでは、ですねw


お酒好きな方にとっては、

「イヤだ〜聞きたくな〜〜い!!」

といった耳の痛いお話もちょこっと、ございます。

どうぞ、しっかり耳を塞いでお読みくださいね!
(耳を塞ぐ意味が分かりませんがそれはw)





お酒は身体に良いの?悪いの?


では、本題に移ります。

そもそも、お酒は身体とって良いのか悪いのか?と。
それをはっきり教えんしゃい!と。

なるほどなるほど。


では、始めにはっきりと、お教えしましょう。
お酒は

「正しく飲めば、正しく作用する。」

です。


……ん~~?
なんかそれっぽい、優等生的な答えだぞぉw?

それに、「作用」って。
まるで薬のような言い方ですよね。


おお、そこに気付かれるとは!
スルドイですね!さすがですね!
(わざとらしいってばw)

そうなんです。
実はお酒のルーツは、「お薬」なんですよー。



お酒は病人が飲むものだった!?


お酒は「薬酒」として服用されたのが始まりと言われています。
それもかなり昔から。

巷でいちばん有名な薬酒と言えば「養○酒」でしょうか。

お酒はもともと、健常な人が飲むものではなかったんですね。


昔はお酒自体をお薬として服用することも珍しくなかったのです。
漢方薬などは特に、薬酒にして服用するものがたくさんありました。
(現在は法律の関係上、ほぼありません。)


また、アルコールは体内吸収が水よりも早いため、お薬の種類によっては酒で飲むほうが効率よく少量で効かせることができるんですね。

お薬は高価なものも多いため、それを少量で済ますための医者のテクニック、とも言えるでしょう。
(昔のお医者さんは患者に貧困層が多く、治療にあまりお金を使えなかった)


もちろん、今のお薬はすべて水で服用するのが基本です。
間違ってもお酒で飲んではいけません!

お酒で飲むほうがお薬が少量で済むのですが、そうするとお薬がたくさん売れなくなってしま……
モガモゴ……。(それ以上はアカン!いろいろ不適切!)

……コホン。
お酒でお薬を飲むと薬効が強く出すぎてしまい、非常にキケンです。絶対にやめましょう!


つまり、お薬を過剰に服用するとかえってキケンなのと同じように、
お酒も過剰に飲むとキケン極まりない、ということです。



お酒にも「身土不二」と「旬」がある


お酒にも食べ物と同様、「旬」があります。
コレは割と知らない方が多いようです。
アルコール全部がすべて悪い、というわけではないんですよw

食性で言うところの「身土不二」にあたるお話ですね。

今回はお酒の種類のお話をしておきましょう。


身土不二の基本を考えれば分かることですが、
日本人が飲むべきお酒は「日本酒」です。

だって「日本の酒」ですからねw
もう、これ以上の説明が要るのか、と。


でもせっかくですからもう少し、ご説明いたしますねw

原料を見れば、ある程度判断ができるんです。


例外はあるものの、基本的に
日本酒は「米」
焼酎やビールは「麦」
です。


さて、「米」と「麦」。

日本人に、より馴染みの深い穀物はどちらでしょう?


言うまでもなく、「米」ですねw

米は身体を温め、麦は冷やす効果があります。
(畳は使われる「稲わら」のおかげで冬でも裸足で歩けますし、夏にかぶるのは「麦わら帽子」ですね)

特に冬の時期に身体を冷やすのはかなりキケンなので、冬は「米のお酒」がオススメなんです。

果実酒も、できるだけ日本でできる果物のお酒を選ぶと良いでしょう。


ビールは夏に飲んでこその、ビールですよ!
(ビール好きの方、すみませんw)



過剰飲酒のほんとうの恐ろしさとは?


さて、ここからはちょっと怖いゾーンです。
いよいよ「飲んだくれ」たらどうなるのか、をお伝えしていきます。
(のんだくれ……w)

耳はしっかり塞ぎましたかw?
では、参ります。


いくら身体を温める日本酒だからと言っても、飲み過ぎればたいへんなことになります。
まあ、これは実体験済みの方ならば、言うまでもなくw


過剰飲酒すると身体では何が起こるのか。

ご想像通り、肝臓が「きゃーー!!」って叫びますw

…いや、笑いごとではなく、もうホントに、肝臓にとっては絶叫モノです。


実はアルコールという物質は、生体にとっては「猛毒」なんです。

かなり少ない量でも血中に入り込むと、すぐに「酩酊状態」となり、まず腸や脳の機能がバグります。
(バグる、てw)
筋肉なども弛緩し、運動能力も著しく低下します。

ある程度の量で中毒症状が出て、すぐに命のキケンが迫ります。

どこぞの弱毒化したウイルスなんかより、はるかに恐ろしい存在。それがアルコールです。
私たちのいちばん身近にある毒、と言っても過言ではないでしょう。


だから、肝臓はどんな業務より優先して、アルコールの分解を「きゃーきゃー!」言いながら、真っ先に行います。
そして、その間は他の業務がほぼ、完全に停止します

…カンのスルドい方ならお分かりでしょう。
飲み過ぎの真の恐ろしさは、ココなんです。


肝臓は日頃、食べ物の処理や貯蔵、栄養素の合成から免疫に関することなど、幅広過ぎる業務をこなしています。

それがすべてストップすると……?
考えただけでも背筋が寒くなりますね。



「飲酒で眠れる」はウソ!?


たまに、こんな方がいらっしゃいます。
(特に男性w)

「おい(俺)は晩酌して寝るとばい」


いえ、晩酌自体はさほど悪いことではありません。

ただ、「晩酌しないと眠れない」のは、立派な睡眠障害。
これは改善の余地があります。


アルコールが血中に入ると脳が異常を起こすので、確かに眠りやすくなります。

でもこれは「眠る」というよりは「気絶」に近いもの。
正常な睡眠とはまったく違う状態なんですね。



先ほど言いましたように、アルコールが体内に入ると、肝臓がそれにかまけて他の業務ができなくなります。

そしてそれは睡眠中も同様です。


本来睡眠中は老廃物の処理や傷ついた細胞の再生など、覚醒中よりもより生命の存続に直結する重要な業務が行われています。

それが、ストップ。

……これより恐ろしいお話があるのなら、ぜひ私に教えてくださいねw


実際に、二日酔いの次の日の朝の「サイアクさ」は、身を以て体験している方も、ちらほらいらっしゃるかと。

「なんでこんなに寝たのに、身体がボロボロで気持ち悪いんだ!」

私も若かりし頃、初めて二日酔いしたときに、そう思ったものですw


お酒で寝るのは、睡眠ではないんですね。



暴飲暴食と不眠、認知症との深い関係


暴飲暴食から始まる不眠症などの身体の不調は、とにかく「恐ろしい」の一言に尽きます。

命を直接的に奪う血管障害も恐ろしいのですが、
どちらかと言えば、暴飲暴食の行き着く先は「認知症」です。
やはり、腸や脳へのダメージが計り知れません。


認知症と言えば「脳の病気」と思われがちですし確かにそうなんですが、
実は「腸」との関係もかなり深くてですね。

私は認知症を「腸の病気」だと思っています。


だから暴飲暴食と認知症は、直接的に関係します。
逆に遺伝とかはあまり、関係ないと私は思っています。


私の親族にも何人か、認知症になった方がいます。
その中でもいちばんの若年で患った方の年齢は40代でした。なんと、私自身の年齢!

なんてこった。
(ほんとになんてこった。)

やっぱり、お正月などで会ったときに、ものすごくよく食べて飲んでいた方でした。
(でもこの方は意外と太ってなかったです)


暴飲暴食で必ずしも認知症になるわけではありませんが、大いにリスクを上げるのは確かなようです。
やっぱり、何でもほどほどがいちばんですね!



はい、そろそろ塞いでいた耳を開けてもいいですよ〜♪
(だから、何の意味があったの!?)

恐かったですねー。


さんざん恐がらせて何ですがw、

年に一度や二度、ハメを外すくらいなら、許容範囲かな?とも思うんです。
それくらいなら、あなたの肝臓もガンバってくれるでしょうw


いちばん恐いのは、暴飲暴食が日常茶飯事に行われること。

こればかりは、キケン過ぎます!
肝臓がシロハタを上げるのも時間の問題です。

もし心当たりのある方は、もう少しご自身の脳や内臓のことを労ってあげてくださいね♪


では、よいクリスマスを!


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。

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まいけるKOBA
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