気分は上がったり、下がったりなんです。
目標とする何かしらの物事に取り組むときって、やる気が大切なんだと思う。
ただ、そのやる気っていうのがとっても厄介。試行錯誤をしてもうまく進まないと、その場で足踏みをしているだけの気分になる。そうすると、やっぱりやる気ってどうしても下がってくる。
世の中には、失敗ばかりが続いたとしても、決してめげない鋼のメンタルをもちあわせた人もいるんだと思う。そういう人が、世界が驚嘆するような偉業を成し遂げているんだな、きっと。
僕は天才でもなんでもない、そこらへんに転がっている小石のような、しがない凡人だ。
だから彼らとは違って、気分は毎日浮き沈みを繰り返している。それこそまるで、白く泡立つ波頭をむきだしにしながら荒れ狂う日本海のように。
ただ、気分がのらないときでも動き続けている。だって、気分の上下に左右されているようでは、多分、目標には遠く及ばないだろうから。
日々、気分は上がったり下がったりだけれど、やるべきことにはしっかりと取り組む。これが大切なんじゃないかなって思うんだ。
やりきった先で待っているはずのこの上ない達成感を感じるため、たとえ遅い歩みだとしても歩き続けたいのですな。