「わたしは、いきもの」ということを忘れていた。
『スマホ脳』の著者である
アンデシュ・ハンセンさんの
『ストレス脳』
という本を読みました。
結論、
わたしにとっては
回復と今後の生き方のヒントとなる
本になりました。
年が明けてから
脳や心理学系の本をちまちま読んでいました。
すると徐々に、
自分の身に何が起こっているのか
論理的に、客観的に、
考えられるようになり。
自分を必要以上に責め立てることがなくなり。
そこからの回復の効率とスピードは
かなり上がった気がします。
『ストレス脳』では、
不安がうつがどのようにして起こるのか
脳の本来の役割は何なのか
わたしたちができる予防や対処要素
などが
医学だけでなく
進化論や人類学的視点を交えて
書かれています。
正直、
医学を学んでいたわけではないので
本の中に記されている
根拠となる研究が全てを理解できるかといえば、
何度も何度も読まないと
それは結構難しいです。
だけど、
自分自身、そして人間を
ひとつの「生物」として見ることで
脳や身体で
否が応でも起こる反応というものを
受け入れ、許すことができるようになった
気がします。
自分の心身の調子が悪くならなければ
こんな本を手に取ることも
こんなことを学ぶことも
なかったでしょう。
できれば
こんなつらい思いはしたくなかったけれど、
視点を変えると
自分や他人を「いきもの」として
理解してみようとする
良い機会になったと思います。
人間って
自分が「いきもの」ということを
なんだか忘れている気がするのです。
「いきもの」であること、
一種の「生物」であること。
それを再認識すると、
意味不明な無理ばかりしなくなるし、
自分のがんばりも
いい意味で過信しなくなるかも。
今日も読んでいただき
ありがとうございました。
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良い週末を☺︎