【ミソフォニア】どういうモノなの?
今日は『ミソフォニア』という共感覚をご紹介致します。
『共感覚』についてご存知ない場合は、わたしのNote内にあるマガジンを
覗いてみて下されば、そちらに記事がいくつかございます:
※共感覚は病気ではありませんが、病気マガジン内にまとめてあります。
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◆ミソフォニアって何ぞ??
ミソフォニアは、レアな共感覚の一つです。 わたしもコレです。
あまりにレアなので、共感してくれる人がほぼ居ないという悲劇…。
学校では変な目で見られ、何度も嫌な目に遭わされました。
ミソフォニア持ちの場合は、『アソシエイター』の部類に入ります。
アソシエイターについては、過去に何度もご説明しておりますので、
上記のマガジンへのリンク先で、意味をご確認頂けます。
ミソフォニアは脳の障害だとも言われているものの、
共感覚って全体的に謎が多いので、100%は解明されておりません。
ミソフォニアは、数ある共感覚の中で、一番トラブルに繋がります。
人によって、感じるモノや、何の音に反応するかは異なりますが、
とある音に、大体はネガティヴな感情を覚えたり、イラッと来たり、
怒りを感じたり、逃げたくなったりなどする厄介な能力なのです。
大体は、無視する事の出来ない、毎日の暮らしの中にある雑音が、
ミソフォニアを引き起こすケースが多いです。
例えば、他の者が息をする音、食べ物をクチャクチャ噛む音、
キーボードをカチャカチャ打つ音、窓をキュッキュッする音、
唇を舐める音などに不快感を感じる能力者が多いようです。
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◆わたしの場合~単語が怖い~
わたしは、そのケースとはちょっと違います(さらにマイノリティー…)。
わたしの場合、とある一部の『単語』にネガティヴな感情が生まれ、
ゾワッと鳥肌が立ったり、恐怖に震えたりもします。
特に普通の『鬱病』の真っ只中だった頃は、心があまりに脆い状態で、
それらの単語を聞いただけで、泣きそうになったりもしました…。
(今でも、字として見ただけで、ちょっと怖くなります。)
誰かがその単語を口にし、わたしがそれを聞いてしまうと、
どうしようもなくその場から逃げ出したくなる場合もあります。
怖い……不快……不愉快……とにかく普通ではない感覚がわたしを襲います。
単語の場合でも、誰かが口にすれば『音』になりますので、
その単語のサウンドとか、並び方がとにかく不快なのでしょうね。
以前、共感覚の能力者は算数や数学が苦手だとお話しましたが、
アレと似ているのかもしれませんね。
1+1=2 という絶対的な答えが決まっているのが、算数です。
でも、わたし達・能力者からすれば、それは美しくない色だったり、
謎な形だったり、不快な音だったり、変な匂いだったりするのです。
だからこそ、不快。 怖い。 不愉快なのです。
もちろん単語だけでなく、単なる『音』に反応する場合もあります。
わたしの場合、お皿などをフォークで引っ掻く音が耐えられません!!
耳が粉々に壊れ、幾多の破片になってしまう感覚に襲われます。
その音を聞く度に、確実に耳と脳にダメージが入っている気がします。
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◆音を少しでも遮断する為のアイテム:
ミソフォニアでお困りの皆様に、ちょっとオススメのアイテムが!
こういうシリコンの耳栓があるのですが、いかがでしょうか?
かさばる大きなヘッドフォンをしながら歩き回って目立つよりも、
耳の中にピタッとフィットする耳栓をした方が、心身ともにリラックス
出来るのではないでしょうか。
世の中には、ミソフォニアの為、しょっちゅうヘッドフォンをしている方も
いらっしゃいます。 しかも、音楽を聴いている訳では無いのですよ。
ただただ、外部からの雑音をブロックしたいだけなのです。
でも、ミソフォニアに理解が無かったり、まるで無知な連中は、
ヘッドフォンをしている人を見かけるなり、音楽を聴いていないから
何の音も漏れていないハズなのに、『音漏れが周りに迷惑だ!』などと
有りもしないイチャモンを付けて来たりもすると聞いた事があります。
そういう時の為に、上記のシリコンの耳栓がオススメです!
耳に入れていても、まったく目立ちませんので、見知らぬ誰かに
『おい、そのヘッドフォン~』と、イキナリ怒られる事が減ると思います。
さすがに耳栓から音楽は流れませんので、少なくとも音漏れについての
イチャモンを付けられる事は無くなるハズです。
ミソフォニア持ちの皆様に、どうか理解と平穏が訪れますように…。
共感覚持ちの能力者なお仲間さんを、常に募集しております!
アソシエイターでも、プロジェクターでも、どちらでも構いません。
お気軽に話し掛けて下さいませ。