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流行りでも好きになっていい
流行りに流される自分が嫌だった
つい先日のことですが、あることを学んだことで、とても心がすっきりとしたんです。本日はそのことを書きたいと思いました。
子供の頃から、僕は多数派の中に紛れることを好んでいました。と、いうよりは、少数派になることを何よりも恐れていたのです。少数派になってしまった時の風当たりの強さが、どうも苦手に感じていたのです。
それは、持って生まれたどうしようもないコンプレックスにありました。
僕は、とてもくせ毛が強く、それを同級生たちに馬鹿にされたことがあったからです。だから、人と違うことはダメなことであると捉えるようになってしまったのでした。
当たり障りのないように。人よりも目立たないように。
これが、子供の頃の僕のテーマでもありました。
大人になってみても、こうした癖は抜けることはありません。みんなに合わせる為に、人の顔色ばかりをうかがっていたんです。それがあったから、仕事でもなんでも、消極的になっていたのでした。
そんな僕に必要不可欠であったのが、流行りに乗ることでした。
今、話題になっているもの。流行っているお店は、必ずチェックしていました。ファッションも似合ってなくても、流行っているものを身に付けていました。どんな話題にもついていけるように、必要以上に時間をかけて情報を得ていました。それが、皆の中に紛れる最大の手段でした。
典型的な、流行りに流されてしまう人間だったのです。
でも、そんな僕を一瞬にして、全てをひっくり返されてしまったんです。
そう、ある人に言われてしまったんです。
「君には個性がない。自分と言うものがないのか?」
急に、皆に合わせようとしている自分が嫌になりました。人の顔色を伺うことに必死になっている自分が惨めに思えたのです。
それから、ぼくの課題が、自分らしく生きることでした。
流行りに乗り事の大切さ
僕の中で、自分らしく生きるということは、自分の好きを貫くことだと考えていました。だから、今まで必死になって流行りを追いかけていたのに、流行りに流されてしまうことに違和感を感じるようになってしまったのです。
例え、少数派であっても、人に何を言われたとしても、自分の信じていることをぶれずに貫きとおすことが出来る人は、自分というものをしっかりと持っていてかっこよく見えたのです。
そんな人と自分を比べてみた時に、すぐに自分を見失い、常にぶれてしまう自分が浮き彫りになってくるのです。
そんな自分を変えていくために、流行りに流されないように、流行に乗ってしまわないようにするしかありませんでした。どれだけ、自分がぶれずにいようとしても出来なかったからです。どうしても、自分を貫き通すための勇気が持てなかったのです。だって、自分を貫き通すことは、一歩間違えば、空気の読めない痛い人間だと思われかねないように思えたからです。
ですので、意識を流行りに向けないように、避けるしか選択がありませんでした。
ですが、冒頭でお話しさせて頂いたように、あることを学んだのです。
それが、流行に乗ることの大切さでした。
食事で考えると、とても分かりやすいのですが、食材には、それぞれ旬というものがあります。その旬を頂くことは、とても心が喜ぶようなきがするのです。僕は、とてもわくわくします。皆さんはいかがでしょうか。春になって、フキノトウやつくしをみると、嬉しくなるのです。それは、とても運の良さに繋がるものであるとされているのです。
運気は、心が喜ぶことをすれば上がるとも聞いたことがあります。
それで、旬を頂くということと、流行に乗るということと同じであると言われているのです。
流行に乗ることは、旬の食材を頂く事と同じように、自分の心を喜ばすものであるのです。そう言われると、思えば、人に合わせるために、流行に乗ろうとしていたのですが、その年のトレンドになっているものを身に付けたときや、流行っているお店にいくときも、確かに、わくわくしていたんです。理由はどうであれ、自分の心がよろこんでいたんです。
それに、流行からどんどんと遠ざかってしまった人たちがどんなことを言ってしまうのかというと、想像するに、「今どきの若い者は、怪しからん」と、言っているおじさんたちの顔が浮かんできました。これも、間違いのないのではないでしょうか。
人のことを理解しようとしない、理解できないものを拒絶するような感じの人間。それこそ、目指す必要はないことだと思えました。
流行りに乗るということは、個性を失くすと言う見方も出来るかもしれないけれど、相手を理解しようと努めることが出来るという見方も出来たのです。
それも、また自分らしさに繋がっていくものであるということに気が付けたのです。
あっという間に、僕の心は軽くなりました。
流行りでも好きになっていいんだと思えたんです。
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メルシー