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思いを残すとしたら
人生は何が起きるか分からない
ときどき、意味も分からずに不安に陥っては怖くなってしまうことがあります。持ち前のネガティブさが発揮されてしまうのです。これまでの人生を振り返ってみても、何が起きるのかを予想して的中させることは、出来ませんでした。
ニュースをみれば、想像もしなかった事件がたくさん起きてしまっています。災害だって、現実に起きてしまっているのです。一瞬にして、何もかもが失われてしまう可能性だってあり得るのです。病気だって、どれだけ気をつけていたって、どうしようもない時があります。
こうしたことを、想像しては不安になってしまったときには、どうしても怖くなります。この先、どうなるのかが分からないのは怖いものです。いつかこうした災難が自分に降りかかるのかも知れません。もしかすると、僕には明日がこないかもしれません。
思いを残すこと
これまでの僕だったら、こうした危機感を感じてしまったら、ただ不安に陥っては、何をしても無意味なものとして卑屈になっていたと思います。
ですが、今は何故だか違うのです。このままでは、きっと悔いを残してしまうような気がするからでした。何か今の自分に出来ることがあるような気がしていたんです。
その答えは、先日放送されたドラマ「海に眠るダイヤモンド」を観た時に気が付いたのです。突然として、自分の思いを伝えたくても伝えることが出来なくなる状況が現実に起きてしまった。ですが、偶然にも、記録として記していたものが、時代を経て、届けたい人に届いたこと。だから、何かに残しておくことは、非常に意味のあることのように思いました。
明日がどうなるのかなんて分からないことは理解はしているつもりでした。今の自分に出来ることをやらなくちゃいけないと思っていました。常日頃から、自分の思いはきちんと伝えておかないといけないと分かっているつもりでした。ですが、照れもあるのか先送りにしてしまっている自分がいるのです。
それに、今、伝えても伝わらないことだってあるのです。僕の娘は2歳だけど、自分らしく生きて欲しいと伝えたって、理解してはくれないものです。だから、時がくれば伝えようという思いでいました。
きっと、どこかで自分だけは大丈夫という思いを持っているのかもしれません。危機感がどうしても薄れているのは認めざるを得ないのです。
でも、それでは何も思いを伝えられなくなるかもしれないのです。ですが、何かに残しておけば、いつか思いを伝えたい相手が必要な時に、届くかもしれないのです。
こうして思いを何かに記しておけば、きっと、いつか届く人に届くものだということです。こうして、この「note」に記しておくことも非常に意味のある事だと思えました。
どんなことを伝えたいのかを考えてみたら
そこで、今の僕は、いったい何を伝えたいのか。どんな思いを伝えたいのか。どんな内容のことを記しておきたいのかを考えてみたんです。
伝えたいことは、たくさんありました。自分の中でこんなにも伝えたいことがあるのかと驚くくらいです。自分の思いがこんなにもあるのかと、これまでの人生が無駄ではなかったと思えて何処か安心しました。
ただ、そんな中で書き出そうとするとペンが止まってしまうのです。どうやら、自分が欲張りなんじゃないかと疑うほどでした。しばらく、考えてみてけれど、思いをひとつに絞ることなんか出来ませんでした。
ふとした瞬間に、僕の両親も同じような気持ちだったのかもしれないと思いました。沢山のことを伝えたいかもしれないけれど、なにひとつ伝えられない状況になっているからでした。その理由は、血が繋がっていたのにもかかわらず喧嘩別れしてしまったのです。それでもきっと伝えたい思いはあったんだと思います。だけど、僕は両親が何を考えていたのか全く持って分からないのです。どんな気持ちでいたのかも分かりません。
それに気付くことが出来たときに、今の自分の気持ちをありのままに記すことが必要なんじゃないかと思いました。自分が今、何を思い何を考えていたのか。どんな人生を歩み、どんなことを大事にして生きてきたのか。
そうしたことを記しておきたいと思いました。
それは、何だか今の自分にとっても、とても大事なことのように思えました。改めて自分の気持ちや思いをしることで、自分に対しても尊さを感じることが出来たような気がしたからでした。
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