習慣作りに大切なもの
人生を変えるのに必要なこと
「こうしたい」という思いが、自分の思考を変える。思考が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わります。習慣が変われば、人生が変わります。これが思いで人生が変わるという仕組みです。
この人生を変えるための習慣を変えていくには、思いが何よりも大事だということなのです。つまり言い換えれば、動機なんです。
しかし、僕らの多くが、習慣化を失敗する理由は、動機よりもやり方でありる手段にばかり、意識を置いているからです。
ダイエットを成功させたいとしても、簡単に痩せる方法だとか、一週間で確実に痩せる方法を検索しながら、甘い言葉に誘われて、自分にとって都合の良い情報しか選ぶことが出来なくなってしまいます。それでは、これまでの自分のままなのです。痩せための自分に変わることは出来ないのです。
確かに、方法論とは魅力的な言葉で埋め尽くされており、魔法のような話ばかりです。大げさな部分もあるのかもしれませんが、事実も語られてあるはずです。しかし、ほとんどの人が忠実にやれる訳ではなし、人それぞれの事情があるから、同じように再現することは不可能であるものだと言えます。手段である部分にフォーカスしても、机上の空論になり得てしまうものになってしまいます。
これだけ、検索機能が発達している中で、手段に心が揺れるのも事実であり、自分なら可能かもしれないと思い込んでしまうのも確かなことなのです。ここに、僕らが陥ってしまう構造が生まれてしまっているのです。
もう一度言います。習慣作りに大事なのは手段であるよりも動機なのです。
僕の「note」を書く動機
ポジディブに生きたい。初めは、ただの憧れでした。夢を実現させている人って、みんなポジティブに見えたからでした。
夢を叶えようと必死になったつもりが、たくさんの人を巻き込んで、自分の人生から逃げてしまいました。その結果、多くを失った時に、僕は、これ以上味わう事のできないほど、人生のどん底に陥ってしまったのでした。
そこから前を向くのに、多くの時間がかかり、多くの犠牲を払ってしまったのでした。その前を向くきっかけが学ぶことでした。
だから、ポジティブに生きるにしても、豊かな人生を実現させるにしても、学びは必要不可欠であると考えるようになりました。
だから、僕自身が学びを発信して、読んでくれた人たちが、学ぶことの大切さに気づくきっかけになれば良いと思い立ったのです。どうすればいいのか分からずに諦めてしまうことなく、ポジディブな人生を目指して欲しい。そういう思いから、僕は、この「note」を書いています。
いわゆる、この「note」 は手段のひとつなのです。僕のこうした思いがあるから、どんなに評価されなくても、書き続けることが出来ています。毎日1500文字から2500文字書き続けて、もう少しで、一年経とうとしています。
まだまだ、実績も足りないと感じるし、文章も思うように上手く書けないことばかりですが、僕の中では、習慣化されていて、すでに僕の一部となって、リズムを刻むことが出来るものだと実感しています。
動悸があるから、手段がはじめて機能してきます。
本を読むこともそうです。本を読んでこうなりたいという動機があるからこそ、本の内容が自分の中に入ってくるのです。本を読むことを目的としてしまうのなら、それはひとつのエンターテインメントに過ぎなくなってしまいます。それも一つの目的になるものなのですが。しかし、習慣化を考えたときには、成立はしないものです。
だから、確立させなければいけないのは、どんな方法かを考えるのではなく、どういう自分になりたいのか。どうしてこれを習慣化したいのか。これを明確に確立させることで、手段は勝手に導かれていくものだと思います。
動悸を明確にするために
そして、その動機も、自分が納得出来て、自然と気持ちが入っていくものである必要があります。それは、自分にしか見つけることは出来ません。やりたくてうずうずするようなものであるのが理想ではありますが、自分だけで完結するような動機はあまり機能はしません。
健康になって、いつまでも若々しくありたいと心に決めても、何かある度に、運動をさぼったり、時には夜更かししたり、嫌なことがあれば、暴飲暴食したりするものは、自分は自分のことを許してしまうからです。いくらでも甘えられるのです。
そこのは「誰かのために」が必要だと、強く感じています。
家族の為に長生きしたい。そう思うことのほうが、決心は固くなれるものだと思えるのです。歴史をみても、武士が自分の命を投げ打ってでも、戦に挑めたのは、お国の為に、殿の為に、家族の為に、民のためにと思えたからです。
こうした「誰かのために」「あの人を見返したい」という、他人を絡めることで、覚悟が持てる動悸が生まれるのです。
自分の中で気持ちはあるけれども、上手く続かないと感じているのなら、何のためにするのかを、もう一度、じっくりと考えてみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー