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防衛費増額を増税で賄おうとする岸田さん、自分の頭で冷静に考えられてる…?

最近の岸田さんの決定も発言も尖りすぎ!

12/10 岸田首相は増税で国防費増額の財源を確保するむねを発表しました。
その発言により国民の反発が強かったようです。
当たり前です。
国債で賄おうと粛々と積み上げ進めてきた故 安倍元総理の意志を無視するような決定に国民が驚いた形です。

アメリカの利上げによるドル高を2023年まで耐えて経済低迷が落ち着いてきてそこから内政を立て直して経済上昇すれば税金は自然と増えていきます。
なぜ今この段階で2027年に向けての増税を発表してしまったのか。
こんなの自分(岸田)では日本経済を向上させられないと早々に諦めているようなものです。

12/13 あまりにも批判が殺到している状況化で岸田さんは更に炎上の燃料を投下していきます。

「防衛力の抜本強化は安全保障政策の大転換で、時代を画するものだ。責任ある財源を考えるべきで、今を生きる国民が自らの責任としてその重みを背負って対応すべきものだ」

…は?
ネット民はざわつきました。

国民や国防費増額派が国防のため増税しろ国防費も透明化しろと言っているから増額に踏み込んだ。ならその費用は国民が追加負担すべきだ。

…そう言われたようなものだと多くの人に捉えられても仕方ありません。

日本政府は重税で何とかする方針でなく経済向上にアプローチすべきです。
期間限定の消費税減税や、経済を回すために使える期間限定の電子マネー配布をするなど やれる手をどんどん打ちそれでもダメならそれを説明して経済担当大臣の口から発表すべきでしょう。
それも決定ではなく国民に問いかける形からスタートすべきです。

今回の増税案は世界全体にデフレが掛かっている現状にいきなり爆弾投下をする悪手です。

しかも西村康稔経済産業相も高市早苗経済安全保障相も政府与党連絡会議に呼ばれなかったというのだから驚きです。
いくら増税反対派だとしても経済のことを決める大臣抜きで何決めてるんですか?しかも自分で決めた閣僚なのに…。
なんか中国の経済に強いけれども習近平を批判していた元ナンバー2だった李克強りこっきょう首相が経済会合の時間を知らされず勝手に重要なことを決められていたことを思い出します。
その後10月の党大会では反対派の前首相を会場から追い出し、李克強首相は大きく降格していますからね。

要は都合の悪い人を決定の場に呼ばないという不条理を総理がしてしまったんですよね。
高市さんは移動の際の取材に対してキレながら暴露しています。

当然 総理に対して文句を言いたい高市さん。
でも12/13に10分ほど話して終了。
その後の取材陣には
「閣議決定に反した訳ではない。安定した財源が必要という意見に関して総理と一致している。ただ罷免されるというのであればそれはそれで仕方がない。」
と仰っていました。
高市さんはこれまでにもTV番組で閣僚でのやり取りの一部内情を暴露して話題になったりしています。
何でもかんでも暴露するのはちょっと怖いと思う人もいるのでしょうが、とにかく噛みついて反対するのではなく自分の意見や見解を述べているだけで、最終的に決まったことに対して強固な反対姿勢を貫くようなことはせず粛々と受け止めています。
自分とは違う理論武装を自分より上の立場が展開することに対して強固に反対し続けても独りよがりになることをよく知っているのでしょう。

淡々と国民人気を得ていずれトップに立とうとする意志を感じます。
彼女はとにかく国民を守ることをスローガンとしています。
透明性も強いですし説明も惜しみませんから今の日本のトップ層にいてほしい人材なんですよね。
生放送…国会中継で頭を回転させてはっきり国民が欲しい回答をバシンと言ってくれそうなのが彼女の強みです。

大人の意見とも言えるしやり取りの結果に対しては真正面から受け止めるという切符の良い正々堂々とした振る舞いを見せました。
ここが日本でなくアメリカだったなら世論を動かし大統領になれていたのではないでしょうか。
日本の内閣総理大臣は国会の議決で決定されます。
その後ろ盾はどうしても必要です。
そして高市早苗氏の後ろ盾は安倍元総理大臣でした。

安倍さんは菅さんの後がまを決める際に岸田さんのことを「これをやりたいというのが見受けられない」と断じていました。
岸田さんの自己意志の弱さを見抜いていて高市さんを推すことにしたんですよね。
安倍さん個人としては普通に岸田さんを好きでしたから。
ただ安倍さんとしては内閣にするのは「…うーん」と感じていたのは明らかでした。

そして今こうやって「…うーん」どころか「岸田ヤバいなー」となっていて、世論どころか自民党内部ですらぐらぐら基盤が揺らいでいます。
内政が重要な局面で悪い方向に出てきてしまっています。

普通に少しでも政治を触っていたなら岸田さんに対して「この人何がしたいんだ?」と思うのは自然な疑問です。
前首相である菅さんはたった1年で色々やっていました。スマホ料金下げたり1日100万人ワクチン接種達成、不妊治療の保険適用など色々です。
安倍さんもアベノミクスやコロナで止まってしまったとはいえ憲法改正に向けて地盤を固めていました。
前任2人は賛否両論あれど国民に分かりやすい色を見せてきました。

岸田さんも何もしていないわけではありません。
元々外国に強い大臣だったのでアメリカなど諸外国との歩調合せやロシア、中国、北朝鮮、韓国などに対する強い姿勢の継続は同調しやすいことです。
でもコロナも落ち着き日本経済の内政に目を向けるタイミングになってから急に動きが鈍くなりました。
ガソリン税もグダグダで、銀行の動きにもただただ流されるままでした。
大きなことを決められないまま財務省や世論に踊らされているようにしか見えません。

岸田総理といえばコレ!というのが全然見えないんですよね。
ほとんど起こったことへの対応ばかりです。
そこに来て増税の話です。
これじゃあ岸田が首相になってしたことは増税!として悪名高いだけになってしまいます。
むしろ「日本で初めて減税を試みた人」みたいなものを求めていた国民はガッカリしました。

側近は不祥事でどんどん辞めていきますし、大事な決定会合に担当の大臣を呼ばずに重要事項を発表してしまう始末です。
さすがに応援できません。

岸田総理は「国債でというのは未来の世代に対する責任として取り得ない」と言っています。
これ、麻生財務相の言い分と全く同じなんですよね。
以前 麻生さんが国会で似たようなこと言っていました。

法人税の増税とか一見 国民負担とはいえ一般市民にはあまり関係ないように見えるようにしたのも小賢しいです。
法人税が増税されたら仮に会社の業績が良かったとしても社員の給料を上げづらいじゃないですか。
給料上がらなければ消費も増えません。
経済が回りません。

政府は経済を回す方法をもっと模索するべきです。
教科書通りのやり口や固い方向性で何とかなるならここ数十年でとっくに何とかなっているはずです。
増税して確実に税収増やして財布の紐を固くさせるのではなく、試しに減税して「今 買わないと損!」って状態を何度も繰り返した方が財布の紐が緩くなりやすいんじゃないかと思うのですがなぜ一度も試さないのでしょう。

いきなり消費税0とかはさすがに無茶ぶりだと思います。
耳障りの良いことだけ支持を集めてイギリスの首相になった方がたったの45日で辞めていましたよね。
日本の地方選でも当選したら10万配るとか言った無所属の人がいざ当選すると財源的に無理でしたと問題になっていましたよね。
そこまで極端なことまではやらずとも、期間限定で消費税を数%下げてみたりとかやってみてほしい…世論が色めく日本経済が上向くかもと誰もが期待したくなるような前例を作ってほしいものです。

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……

…なんか一生書き続けちゃいそうなので今回はこんなところでw

メルカ



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