「呼吸改革」で心身を整える:基本から学ぶアンチパラドックス呼吸法
「吐く・止める・吸う」の繰り返しを心掛けましょう
まずは、息を長くしっかりと吐き切ることを意識してください。
基本的な呼吸法の第一段階は、胸と腹部が一体となる「アンチパラドックス呼吸」を行うことです。横隔膜を自然に動かすために、胸と腹部が一緒に動く呼吸を同期させる練習をします。これを始めるには、「仰向けに寝て」胸と腹に手を置いて行います。慣れてきたら、座った状態でも問題ありません。
吐く: 8~9秒かけて、鼻からまたはすぼめた口からゆっくりと息を吐きます。
止める: 3秒間息を止めます。
吸う: 少なめに息を吸います(短ければ短いほど良いですが、目安は3秒程度です)。
秒数は厳密なものではなく、大体の目安として8~9秒:3秒:3秒(3:1:1)を意識してください。もし息を多く吸いすぎてしまう場合は、自分に合った秒数で始めてみましょう。例えば、6秒:2秒:2秒でも構いません。
※息を吐く時も吸う時も、腹部と胸が一緒に動くことを鉄則として守ってください。毎日少しずつ続けることで、徐々に上達していきます。胸だけ、または腹部だけが動いている状態は避けましょう。
「息を吐いて肋骨を下げる」練習をしましょう
慣れてきたら、肋骨を下げた状態で「吐く・止める・吸う」を行います。
基本的な呼吸法の第二段階は、「肋骨内旋呼吸」を練習することです。肋骨を胸骨と見分けがつかないほど下げることが理想です。もともと肋骨が出ている人は下げにくいかもしれませんが、慌てずにゆっくりと呼吸を続ければ、いずれ肋骨が下がる感覚を掴むことができるでしょう。
これらのステップを毎日1分ずつでも良いので繰り返し行うことに意味があります。呼吸が変わることを実感できる日を目指して、地道に続けていきましょう。
「自分の呼吸」チェックリスト!
1日に約2万回行うとされる呼吸。自分の呼吸がどのような状態にあるか、その癖を観察することから始めましょう。
チェックリスト①「1分間の呼吸数は?」
「吐いて吸う」を1回と数え、1分間に何回呼吸するかを数えてみましょう。誰にも邪魔されず、リラックスした状態で座るか仰向けに寝て行うのが理想です。
□ 9回未満
□ 10回~14回
□ 15回~19回
□ 20回以上
呼吸数が少ないほど、肺や横隔膜が静かにしっかり動いている証拠です。リラックスするのが上手な証拠でもあります。
チェックリスト②「自分の呼吸の傾向を知る」
もう一度、1分間普通に呼吸してみて、次の項目に当てはまるものがいくつあるか確認しましょう。
□息を吸う時に肩が上がる
□口でも息を吸う
□ゆっくりと息を吐けない
□ゆっくり吐くと反動で大きく吸う
□ゆっくり吐くと苦しくなる
□お腹だけが膨らむ
□胸だけが膨らむ
□肋骨が浮く、盛り上がる
□舌が歯に触れる
これらはすべて、改善が必要な呼吸の癖です。当てはまる項目が多いほど、呼吸を見直す必要があります。
笠原彰心理学的分析:
呼吸は、肺に空気を取り入れて排出する自然な行為ですが、肺自体には筋肉がないため、横隔膜などの周囲の筋肉が動いて空気の出し入れを行います。横隔膜は筋肉であり、縮むと下がり、リラックスすると上がります。これにより肺が空気を取り入れたり排出したりします。
赤ちゃんの頃は自然に横隔膜が動きますが、成長するにつれて動きの癖が蓄積し、横隔膜が上手く使えなくなることがあります。「吸いすぎ」は最も一般的な問題で、横隔膜が下がった状態で無理に空気を吸い込むと、肩が上がったり、腰が反ったり、口で呼吸するようになります。
間違った呼吸は、さまざまな筋肉に負担をかけ、姿勢や外見、メンタルの状態にも影響を及ぼします。ストレスや睡眠不足、緊張時には、交感神経が優位になりがちですが、しっかりと息を吐くことで副交感神経を活性化させ、リラックス効果を得ることができます。
呼吸の癖を見直し、自然な呼吸を取り戻すことは、体と心の不調を改善する上で非常に重要です。呼吸の持つ可能性を理解し、基本的な呼吸法を学ぶことで、心身の健康を取り戻すことができるのです。
笠原彰プロフィール:
作新学院大学メンタルトレーニング教授
とちぎスポーツ医科学センター協力心理相談員
プロメンタルコーチ
自己肯定感養成プロコーチ
ライフバランスアーティスト
健康運動指導士
メンタルヘルスファーストエイダー
メンタルヘルス運動指導員
アスリート、コーチ、指導者、ビジネスマン、音楽家など、人生をより豊かにしたい全ての方の挑戦をサポートします。
専門的な知識を習得したプロメンタルコーチとメンタルアスリートを養成しています。完全個別指導でプロメンタルコーチとアスリートを養成します。
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