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【不眠症】睡眠という名の快楽-睡眠依存の怖さ
私は過去様々な精神疾患に掛かってきました。
そして、断酒をきっかけに、うつ病、摂食障害、アルコール依存性、ニコチン依存性と色々な疾患が安定して来ました。
最後まで残ったのが不眠症、不眠症に伴う向精神薬依存性です。
不眠症との付き合いはかれこれ20年近く。最後にして最大の難関です。
理由は私にとって、睡眠は快楽だから。そして睡眠依存に陥ってるからだと思います。
もう、10年はほぼ毎日向精神薬を飲み続けています。向精神薬を飲まなければ、4時間も眠れないし、飲んでも睡眠は浅く、起きる頻度も高いです。
そんな中たまに、
・向精神薬が長期休暇の関係で切れてしまい眠れない日が続き、向精神薬を処方された日にぐっすり眠れる
・運動・筋トレの兼ね合いで向精神薬の効ききも良くぐっすり眠れる
日があります。
私にとって、『ぐっすり眠れる』は快楽であり、依存性が半端無いです。
不眠症で寝れない日が続くと体力も気力もみるみる消耗していきます。
『多少眠れなくたって死ぬことは無い』
『横になってるだけで、効果はある』
『実は目を瞑っている間に眠れている』
どれもその通りと分かっています。
ただ、眠れない日が続くということはその言葉を吹き飛ばす位辛いものです。
寝れない→向精神薬で寝れた→睡眠が快楽になる→もっと睡眠が欲しい→睡眠依存になる→向精神薬依存も増す…
という構造です。
睡眠という快楽にはまり過ぎてしまうと睡眠をより求める睡眠依存になると考えています。
この睡眠依存、向精神薬依存を綺麗に絶ち切る方法はまだ見つけておらず、暗中模索しております。
不眠にはっきりと効果があったのは、断酒と運動。
他瞑想、ヨガ、ストレッチ、自律訓練、色々試しましたが、大きな効果はありませんでした。
ただ、希望はあります。
人生=酒とまで考えていた自分が断酒出来ました。酒が無ければ死んだ方がマシだと考えていた自分が断酒出来た。大きな自信です。
少しずつですが、向精神薬の量も少なくなり、OD(オーバードラッグの略、薬を処方量以上に飲み過ぎること)の回数も減ってきています。
今年中などと焦らず、いつの日か必ず向精神薬無しで自然な睡眠が取れるよう、再び試行錯誤していきます。
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