【詩】果て無き未来へ
夢を見た
教え子達に感謝の言葉を貰った
私は来てはいけないと言われた
何故か自転車でそこへ来ていて
何度も何度も転びながら帰った
終点に着いた
足場ドロドロの安定した場所の最果て
乗り継ぎの列車
行先が何処なのかも分からぬまま発車
混沌の未来へと
ドス黒くキラめく目的地へと走り出す
次の最果てへ
珈琲にミルクをたっぷり入れて
まだ眠らないように
行く末をギラギラの目で見据えて
期待通りの未来が訪れてくれるのか
望まぬ道で心殺し回転を繰り返すか
半分は自分次第、もう半分は縁次第
前を見よう
後ろも下も左も右も
進む道では無いから
ただ果て無き未来へ
己の足で大地を蹴り
飛翔
咲いて散る 白百合の先 我躍る