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私のホラー小説遍歴①

突然だが、私はホラー小説が好きである。
もともと小説は大好きで、特にミステリー、ファンタジーなどを好んで読んでいるがいちばんはホラーである。絵本好きとか平和主義っぽいこと言っときながら個人的に読むのはいつもホラーである。
今日はそんな私のホラー小説遍歴を語りたいと思う。


幼稚園児のころ

まずこれである。これがきっかけでホラーというか怪談にハマった。ポンキッキーズの1コーナーでショートアニメを見て、本を勝ってもらったのだがときどき、「あれ、これ本当に子ども向け?!」って感じのガチホラーが出てくる。いまだに夢に見ることがある。しっかりトラウマを植え付けられている。
同年代なら知っている方も多いかも。
さっちゃんのウワサ、トンカラトンあたりが有名。気になる方はぜひ調べてみて。

小学校低学年期

コレにハマる。確か8〜9巻?くらいまでと、読者からの怪談を集めた怪談集みたいなのがあった。イラストが絶妙に怖い。いつのまにか処分されていたが、今でもときどき読み返したくなる。
こちらの本は「学校の怪談話」に特化しているが、伝承なども扱っている

このシリーズも大好きだった。確かアニメもやっていたはず(アニメは未視聴)。「幽霊屋敷」「魔女」など各巻ごとにテーマが決まっていて、世界各国の伝承なんかも載っていて興味深かった。クラスで結構流行っていて貸し借りしていた記憶が。というか今気づいたが絵本作家の松谷みよ子氏が編集をしている。


小学校高学年期

乙一にハマる。厳密に言うとホラーだけ書いている人ではないのだが、最初に売れたのがホラー系だったので。画像の平面いぬ。、死にぞこないの青、zoo、GOTHあたりが特に好きだった。どちらかというと人怖系ホラーかな?このあたりから所謂ラノベのホラー系にハマっていた。

もうひとつハマっていたのがこのシリーズ。当時は電撃文庫から出版していた。
メルヘンホラーというか、独特な世界観を持つ作者さんで今でも好き。終わり方もいかにもなホラーっぽくて好きだった。寮のシャワー室で後ろを振り返ってはいけないという話が作中で出てくるが、いまだにシャワー中に思い出すことがある。生贄の物語、合わせ鏡の物語あたりが好きだった。


中学生期

ホラーの(当時の)定番、玩具修理者や姉飼などグロ系ホラーを読んでみるもいまいちハマらず。

当時、ホラー小説大賞を受賞したばかりだった作品。これにどハマりする。
作者は恒川光太郎さんという方だが、この方のファンタジー寄りホラーというか、世界観が大好きでいまだに追っかけている。
ここまでもわりとどっぷりホラー好き人間だったが、この作品を読んでからさらにホラーのみならず小説をたくさん読むようになった気がする。
「南の子供が夜いくところ」「草祭」「無貌の神」がとくに好き。なんだろう、不思議がその場に融け込んで居るというか、不思議とともにあるのが当たり前、みたいな雰囲気がすごく好き。ホラーなのにどこかあたたかい空気感で、まだほんのり暑い夏の夜にすっと吹く心地よい風、みたいな。グロ系でないのでホラー苦手な方もいけそう。
中学生あたりからは、ミステリー系もかなり読むようになったのだがそちらはまた別記事にしたいと思う。

長くなってしまったので、続きは明日!

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