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『自分が何者か忘れないで』

【シンデレラマン】

■アメリカ/2005年
■監督:ロン・ハワード
■脚本:アキヴァ・ゴールズマン、クリフ・ホリングワース
■出演:ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガーほか

ラッセル・クロウ主演、相手役はレネー・ゼルウィガーです。実力派俳優の共演だけでも興味が注がれますが、監督はあのビューティフル・マインドのロン・ハワード氏です!またもやラッセル・クロウとの共作!!もうこれだけで期待大の作品でしたね\(^o^)/


ブラドック(演∶ラッセル・クロウ)は、愛する妻と可愛い子供3人を抱える一家の大黒柱です。ボクサーで、輝かしい戦績の持ち主でもあります。

家族と共に幸せに暮らしていましたが、アメリカが大恐慌時代をむかえてしまいます。加えて怪我もあり、ブラドックはライセンスを剥奪されて日雇い労働者となります。大恐慌時代のため、仕事にありつけない日も多く、家族がその日に食べる食事でさえもままらない状況でした。そんなとき、とあるボクサーの代役として、1回限りの試合出場の話がブラドックの元に舞い込みます。負け戦のような試合になることはわかりきっていましたが、お金のためにブラドックはこの話を引き受けます。

しかし、みんなの予想とは裏腹にブラドックはこの試合で勝ちます。ここからブラドックの復活劇が始まるのでした。


この作品は、実在したボクサーであるジェームス・J・ブラドックの伝記映画となっています。ストーリーもよかったのですが、個人的にはラッセル・クロウとレネー・ゼルウィガー熱演ぶりがよかったですね。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。

ボクシングを題材にした作品はたくさんありますが、どれも観ていて痛々しいですねぇ(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)
タイトルのセリフは、劇中でラストに描かれている試合の前に、ブラドックに向けて奥さまが放った言葉です。ラストの試合は、ブラドックはタコ殴りにされて死んでしまうのではないかとヒヤヒヤでした、、、


そして、この作品を観て感じたのは時代背景です。大恐慌時代を生き抜いたスポーツ選手の物語なのですが、「大恐慌ってこんな感じなのか、、、このまま物価高が続けば、日本もこんなふうになる日か来るんじゃないだろうか、、、」と一人でビビりながら鑑賞しました(・・;)
ブラドックのように、強く生き抜ける人間に少しでもなりたいものですね(^^)



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〈一言メモ〉


やっぱり、レネー・ゼルウィガー最高(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)


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