『何かを信じたいと思ったら それは信じるに値するものなんだ』
【屋根裏のラジャー】
原作は「ぼくが消えないうちに」というイギリスの小説です。このタイトルから、なんとなくストーリーが想像できますね(*^^*)子供向けなのですが、大人でも刺さるに人は刺さる物語でした!私はむちゃくちゃ刺さりましたね(´ノω;`)
父を失くしたアマンダは、想像力の豊かな女の子です。アマンダは、自身の空想から生まれた想像の友達(イマジナリーフレンド)であるラジャーと楽しい毎日を送っていました。
しかし、イマジナリには人間に忘れられると消えてしまう、というルールがありました。ある日、アマンダが事故に遭い意識を失ったため、ラジャーは消えかかってしまいます。しかも、バンティングという名の男が、執拗にラジャーをつけ狙うのです。ラジャーは、消えたくない!と思いながらとある場所にたどり着きます。そこは人間達に忘れられてしまった、イマジナリが集う場所でした。そこで出会った仲間達とラジャーは、アマンダを救うべく冒険に出るのでした。
子供にしか見えないもの、聴こえないもの、をテーマにした作品って時々ありますよね。
純粋な心を持っている時にか感じられないモノを描いているのでしょうか。
この手の作品はラストに、大人になるために主人公の子供が何かと決別するシーンが描かれていることが多いですよね。毎回そのシーンが泣けますね(;´Д⊂)
登場人物で気になったのは、Mr.バンティングです。作中ではかなりの悪役ポジションでしたが、大人は大なり小なり彼に共感できる部分があったかと(笑)!バンティングのセリフにこんなのがありました。
想像が決して勝てないものがあるんだ。
それはね…、現実だ。
当たり前のことを言っているセリフなのですが、なんだか印象に残りましたね。
また、この作品にはたくさんのイマジナリが出てきますが、個人的にお気に入りだったのはこのお方↓
子供の頃だったら、ラジャーみたいな一緒に遊んでくれるフレンド良かったかもしれませんが、今は違いますね。ジンザンはクールですが、とにかく賢くて頼れるイマジナリで、こんなフレンドいたら心強いだろうなぁ(゜ロ゜)
声をあてているキャストもかなり豪華です。
映像もとても綺麗でオススメです(^-^)v
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〈一言メモ〉
鬼滅の刃のような、原作のストーリーを追いながらの映画作品もそれはそれで面白いのですが、ラジャーのように映画だけで完結してる作品は誰にでもオススメしやすいです(^ー^)