シングルタスクへの道 その10
連載のようなものをやってきたが、ひとまず10回で終えたいと思う。
正直なことをいうと、シングルタスクにするだけでは解決しない問題も多い。
疲労やストレスがやってくると、徐々に乱れ、何もかもが崩壊する。
(おおげさな表現だけれど、本当なのよ)
やはり、シングルタスクだけでなく、「考えない」「深追いしない」ということも、必要である気がする。
おそらく、わたしだけでなく、現代人はあらゆることを考え過ぎで、反芻し過ぎているのだ。
澱(おり)を溜めたところで、有益なものは、何もない。
意識的に「忘れる」「考えない」訓練が必要なのだ。
どうして、わたしは、いつも疲れているのだろう。
身体的な疲労と精神的な疲労がついて、まわる。
いつまでも、回復しない。
気持ちを切り替えるスイッチがほしい。
帰宅したら、まず、
・冷たい水を飲む(白湯を飲む)
・服を脱ぎ捨て、シャワーを浴びる
・皿を洗う
このようなことをやってみたが、その日はよいが、次の日にはできない、ということがままある。
一時期、お坊さんの小池龍之介さんの本をよく読んでいたが、文庫本を買って、手元に置いておく必要があるかもしれない。
瞑想はチャレンジしたことはあるが、できているのか、いないのかわからない。おそらく、できていないのだろう。
だから、今は歩くときの瞑想を心がけている。
歩くことだけに集中するのである。
ポイントは、足の動きに合わせ、心の中で「いち、に、いち、に」を繰り返す。
すると、頭の中のとめどない思考は止まる。
雑念を止める、という感じに近い。
未来を不安に思ったり、過去の嫌な出来事を思い出したりする不毛な思考を一時停止する効果はある。
これは、万人におすすめしたい。
「いち、に、いち、に」と呟きながら、筋肉を意識する。
少しでいいから、自分を変化させていきたい。
帰宅後に自炊をして健康的な食事をして、ゆっくり入浴をして、スキンケアをして、本を読み、英語を学び、映画を観て、創作をして、といった生活がしたい。
仕事帰りにジムに行っている人はすごいと思う。
意志が強いのだろうし、体力があるのだろう。
しかしながら、尊敬する一方で、疑っている自分もいる。
あんた仕事、手抜いてない? さぼってない? 8割でやってない?
もちろん、8割でいいんだけどさ。
はあ、こんなひねくれた性格じゃ幸せにはなれない。
とにもかくにも、わたしは疲れている。
不満たらたらの人生より、自己満足でいいから、満たされたい、と切に思う。
次は、仕事のやり方(ショートカットやルーティン化)を考えないと、この日々は変えられないのかもしれない。
妙案が浮かんだら、披露するのでお待ちください。
閑話休題
スキを総計で800回いただいたらしい。
こんな愚痴を読んでくださり、ありがとうございます!