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#お仕事の話

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失業、無職、転職など、波乱万丈のお仕事人生。何が来ても意外と平気。今、落ち込んでていても何とかなるものです。
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#職場

繰り返される議論とおしゃべり

繰り返される議論とおしゃべり

職場の会話は、何かを決めるための議論や話し合いと、あいさつや世間話といった交感的なやりとりの二本軸で構成されている。議論だけでは味気ないし、交感的な会話だけだと物事は進まない。

ただ、議論で相手の面子をつぶすようなきつめのやりとりをしたあと、交感的な会話でそれを補償するといったこともある。それはケアであり、究極的には相手の敵対感情をやわらげ離職を防ぐために行われているのだと思う。

今の職場では

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職場のマグカップ

職場のマグカップ

職場の流しの脇にある水切りや給湯室の棚に自分のマグカップを置いている人は、他人を信用することのできる人だと思う。

はじめに断っておくが、マグカップを誰かに盗まれるとか、割られる心配があるから、他人を信用できない、といった話ではない。

毎日、自分(私物)のマグカップで飲み、そのマグカップを洗ってから退社する、というのは、ある種のルーティンであり、職場でリラックスができている証拠だと思う。少なくと

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わたしは腫れもの

わたしは腫れもの

退職を宣言した職場で働くのは、結構しんどい。周囲から面倒な人だとか、裏切り者だとか思われていそうな気がする。(わたしの単なる被害妄想なのだろうけれど)

現在の職場で働いた期間は4か月。新しく学べことは皆無。こんな職場に応募してしまった自分の馬鹿さ加減を再確認し、呪ったぐらいしか学びはなかった。わたしの経験の「持ち出し」が多く、本来上司がすべきことを契約社員のわたしがやっているぐらいで、感謝したい

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会社も、わたしも、変わらなくていい

会社も、わたしも、変わらなくていい

前職はめちゃくちゃ辞めたかったので、今回の転職は失敗ではないのだが、やっぱり転職したくなっている。

以前の職場は、上司二人がどうにもこうにも仕事ができず、また組織自体が抱えているジレンマがあり、10年20年頑張ろう、という気持ちは起こらなかった。薄給で貯金残高が増えるどころか減る、つまり貯金を切り崩す生活に、労働の阿呆らしさを強く感じていた。でも、その薄給で暇な職場のおかげで資格取得ができた。

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「残業代込みで働くのは違う」とか思う自分の潔癖さが正直邪魔くさい

「残業代込みで働くのは違う」とか思う自分の潔癖さが正直邪魔くさい

今月も、案の定、手取りが少ない。

給与明細を見るたびに、そう考えるのは不健康である。この前、読んだ自己啓発本では、給与明細に向かって「ありがとう!」と言えと書いてあったが、そんな気分にはなれそうにない。

前の職場では、給与明細は斜めに見て、自宅にあるファイルに入れておしまいであった。厚生年金、健康保険、雇用保険にいくら払っているかなんて、きちんと見ていなかった。そんな余裕はなかったし、興味もな

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久々に無視をされる

久々に無視をされる

転職をして、ちょうど2か月が経過した。新しい職場にも馴染んできたのだが、ちょっと気になることがある。

その人とは普段顔を合わせることがないので、メールでしかやり取りしない他部署の人なのだが、返信がない。確認のメールなので、返信がほしいのだが、来ない。面倒だから返さないのか、何かお怒りなのか、どうでもいいと思っているのか。そんなことをつらつら考えてしまい、思考をその人に持っていかれてしまうのがちょ

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