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久々に無視をされる

転職をして、ちょうど2か月が経過した。新しい職場にも馴染んできたのだが、ちょっと気になることがある。

その人とは普段顔を合わせることがないので、メールでしかやり取りしない他部署の人なのだが、返信がない。確認のメールなので、返信がほしいのだが、来ない。面倒だから返さないのか、何かお怒りなのか、どうでもいいと思っているのか。そんなことをつらつら考えてしまい、思考をその人に持っていかれてしまうのがちょっと嫌だ。

でも、まあ、無視されても、「あんた性格悪いね」ぐらいで終わってしまうのだから、図太くなったものだ。(小学生の頃だったら、傷ついてしまって、涙で枕を濡らしているところだよ)

あと、知人にLINEでメッセージを送ったのだが、返事がない。忙しそうな人だし、家族に何かがあったのかもしれないと思い、深追いはしていない。でも、無視されている可能性もゼロではない。これも、ちょっと気持ち悪い状態なのだが、放置できるようにもなってきた。

年を取るというのは鈍感になっているというのも少なからずあるが、自分データベースの量が増えているおかげで驚かない、という気がする。過去の出来事と今の出来事の照合作業ができるから、傷つかずに済むのかもしれない。

あと、自分もいっぱいいっぱいになると、返信が遅かったり、返信するのを忘れてしまい、結果的に無視になってしまった、ということもある。そう、自分も誰かを傷つけたことはあるのだから、他人を責めてはならない。

日々を生きていると、まざまざと自分は重要人物ではない、と思い知らされる出来事が起こる。そのことを苦い経験だと認識していたのだが、今はそれで当然だなと思っている。

極論すれば、重要人物なんて存在しない。重要なところに立っている瞬間というのはあると思うが、それも永遠には続かない。そのときの役割、ポジションに過ぎない。

重要人物でありたい、大事にされたい、と思わなくなってきた。他人にも自分にも期待しない。もちろん、足蹴にされたり、全否定されたりするのは耐えられないけれど、ちょっと無視されたぐらいだったら、ざあざあ流していこう。

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佐藤芽衣
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