#268 【疲労】1日の情報量=平安時代の一生分⁉️人間は進化してないよ|足からだ健康ラジオ
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皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。
きょうも引き続き疲労シリーズです。
健康管理士の機関誌「ほすぴ」199号を参考にお伝えしていきます。
きょうからは原因別による疲労について詳しくお伝えしていきます。
【原因別による疲労】現代社会がもたらす疲労
「現代社会がもたらす疲労」ということで、
私たちが今受け続けている疲労は何なんだ?と思いますね。
現代社会の疲労というと、
情報量が溢れているゆえに疲労が蓄積するということでしょうか。
情報量が増えても脳のキャパは進化していない
私たちが一日に触れている情報量は、江戸時代の1年分。
平安時代の一生分とも言われているようです。
スマートフォンやテレビ、様々なものからの情報で溢れていますが
それらの情報は視覚・聴覚を通じて、すべて脳に伝達されます。
必要があるもの・必要がないものをいちいち選ばないといけないです。
そのため脳は気づかないうちに疲労しているということになります。
また、コロナ以降からのリモートワークが増えたり、
長時間のデスクワーク、
仕事での人間関係から受ける精神的な苦痛などからも
疲労を感じることがあります。
●脳疲労
情報過多によってどうして疲労になるのか?ということですが、
情報過多による疲労のことを「脳疲労」と言います。
情報が溢れる現代社会の問題ともなっていますね。
先ほどもお伝えしましたが、
視覚や聴覚から伝達された情報は、脳で処理して
必要な情報・必要でない情報に分ける作業がありますが
その作業をするのが、
脳の中の前頭前野が担うワーキングメモリという働きです。
ワーキングメモリは入ってきた情報を一時的に脳に保存して
優先順位をつけて処理します。
でもワーキングメモリが同時に処理することができる情報には
やはり限りがあります。
約5〜7個と言われていますから、
それほど容量が多いわけではないんですね。
そのために一度に多くの情報を取り入れる環境にある現代は、
メモリ不足のため脳が疲労する脳疲労が起こりやすいと考えられています。
その結果、集中力が欠けるとかミスが起きやすくなるなどといった症状が生じます。
こういった症状があると脳疲労してると考えたほうがいいかもしれませんね。
●ストレスによる疲労
もう一つの疲労の原因にストレスによる疲労があります。
長時間のデスクワークでほとんど動かないお仕事の方いらっしゃいますか?
そういう方も一日の終わりには疲れを感じるんじゃないでしょうか?
端から見ると座りっぱなしで動いてない仕事なのに、
そんな疲れるもんなの?と思われがちですが、これも疲れる仕事ですよね。
長時間同じ場所から動かないことで生じる
肉体的ストレスがあるんです。
そしてもちろん
仕事のプレッシャーや、人間関係など精神的ストレスも加わることで
交感神経が刺激され続け、自律神経が乱れ
疲労を感じるようになると言われています。
またストレスにより不安や恐怖などを感じると
側頭葉の内側にある扁桃体の働きが活発になります。
扁桃体というのは、
情動と感情の処理や直感力やストレス反応の役割を担っています。
主に不安や緊張、怒りなどのネガティブな感情に関わっているので、
扁桃体は前頭前野により制御されています。
ストレスが加わると前頭前野が扁桃体の働きを抑制し、
情緒を安定させようとしてくれているのですね。
それでも過剰なストレスが続くなら扁桃体が働き続けるので
前頭前野の制御が効かなくなっていってしまいます。
そうすると『これは重大なストレスだ!』と過敏に反応して、
慢性的なストレスや脳疲労を招くと言われています。
「ストレスが疲労を感じさせないシステム」とは
日本人はこの傾向が強いんじゃないかな
ということをこれからお話しますね。
ストレスが疲労を感じさせないこともあるという人間の身体のシステムについて。
脳がストレスを感じると
副腎から、コルチゾールとアドレナリンというホルモンを出すように命令をします。
コルチゾールは炎症性サイトカインの産生を抑制して疲労感を減少させます。
アドレナリンは身体の活力をみなぎらせる働きをします。
つまり心と体の負担に対して「休め」というシグナルを出す疲労感とは逆で、
ストレスを感じた脳は「もっと頑張って!」と応援のシグナルを出すということになります。
これをストレス応答といいます。
心身ともに疲労していてもストレス応答が働いていると
疲労感が抑えられて疲れはあまり感じられません。
「もっとやれる!最後までやりきろう!」という気持ちになれるんです。
しかしストレス反応が働かなくなると疲労感が増大します。
これは大きな仕事が終わった時とか責任から解放された瞬間、
そして週末などに”疲れがどっと出る“ときによくわかります。
疲れているのに身体の中の
「疲れてないよ。疲れてないから頑張れ」というまやかしの命令から出ていたゆえにさらに働いた結果、
肉体も脳も疲れたという現実に戻った瞬間ということになります。
足揉みでキャパオーバーを自覚できると
自分にやさしくできる
いかがでしたか?
平安時代の一生分の情報量が私たちの現代の1日分なんて驚きますね。
それを脳が一生懸命、地道に処理してくれているんです。
人間の身体はすごく上手にできているので、
安定を保とうとします。
それをホメオスタシスと言い、
自律神経というシステムで平衡を保とうとするんですね。
でも備わっているシステムでできる範囲を超えてしまったら、
自律神経が狂ってくるわけです。
足を揉んでいると身体が疲れている悲鳴をあげているなという場合でも、
ご本人の気持ち的には「全然普通なんですけど?」と言う方は結構いらっしゃいます。
ですので、気持ちと身体のバランスがバグっているのを
自覚させることも足揉みでできると思っています。
やはりご本人の自覚がないと、
ちゃんと睡眠を取らないかもしれないし、
栄養も摂らないかもしれませんね。
脳が疲労していると
自分の身体を自分でいたわる気持ちにならないんですよ。
ですので、ちょっと余裕が持てるように
足揉みでゆっくり心も脳も体もほぐしていくことができます。
たまにでいいので足揉みに来てみませんか?
きょうも脳も身体もゆっくり休めてくださいね。
シャローム
またね
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〈自己紹介&メッセージ〉
今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。
日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪
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