#297 【ホル活】睡眠・老化防止・免疫力アップに「メラトニン」|足からだ健康ラジオ
🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。
皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。
きょうもホルモンシリーズ【ホル活】。
『ホルモンを味方につけてなりたい自分を手に入れよう』ということで、
自分でホルモンを活性化して
健康でいきいきと生活できるようなヒントをお伝えしています。
眠りだけではない「メラトニン」
早速、今回のホルモンはメラトニンというホルモンです。
「メラトニン」って聞いたことありますか?
メラトニンは眠りを促す作用を持つホルモン。
脳の松果体(しょうかたい)で作られて、
体内時計をコントロールする
脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)の細胞にある受容体に作用して
眠気をもたらします。
メラトニンの作用は、眠気をもたらすことだけではないんですよ。
前回学んだ成長ホルモンにも作用して
分泌を促進させます。
そしてメラトニンは高い抗酸化作用があるので、
細胞老化を防ぐ作用もあります。
そしてさらに免疫力を向上させる作用もあります。
もう少しメラトニンの抗酸化作用や
免疫力について詳しくお伝えしますね。
若々しさを保つ
メラトニンは高い抗酸化作用を持つホルモンですが、
私たちが呼吸をして取り込んだ酸素のうち
約2%が体内で酸化力の高い活性酸素になることがわかっています。
しかし、活性酸素の過剰発生は
細胞や遺伝子を傷つけたり、
老化や生活習慣病の原因となってしまいます。
実はメラトニンはこの過剰に発生した
活性酸素を除去する作用があるんです。
そして体に備わっている
活性酸素を除去する抗酸化酵素の働きを高める
サポーターとしての役割も持っています。
ということは、
メラトニンが少なければ過剰に活性酸素ができてしまい、
細胞を傷つけ、老化してしまう、
若々しくいられないかもしれないということですね。
メラトニンって大事ですね。
免疫のT細胞を産生
さらにメラトニンの働きによって
胸腺が刺激されて
免疫細胞であるT(てぃー)細胞をたくさん作ります。
T細胞はウイルスや細菌を除去する以外に、
体内で発生した腫瘍を撃退する免疫チームの主要メンバーでもあり、
がんの予防や増殖抑制に関与していると考えられています。
この点は中国足心道の創始者、直江先生も強くおっしゃっていました。
それで「上級実践コース」という
ご家族にがんの方がいらっしゃる方がご家族の足を揉むための
特別なプログラムを設定して講座を作ってあります。
つい先日も受講を修了した方がいらっしゃいます。
詳しくは環のHPをご覧ください。
このT細胞はNK(ナチュラルキラー)細胞の
道先案内人として活躍します。
T細胞がたくさんいてくれると
体のすみずみにあるがん細胞をやっつけに行けるわけですね。
T細胞がたくさんできる環境は
リラックスした環境がいいんです。
酸素をいっぱい吸ってリラックスをすると
T細胞がちゃんとナチュラルキラー細胞を
がん細胞やウイルス、細菌のところへ届けてくれます。
そうやって、自分の免疫システムでやっつけられるように
人間の体って造ってあるんです。
私たちは足揉みで副交感神経を優位にさせる方法で、
T細胞を元気にさせ、たくさん作り、
がんの増殖抑制に立ち向かえる体作りをしていきます。
メラトニンのピークと思春期の関係
このメラトニンの分泌は加齢とともに低下していくので、
分泌のピークが10代に比べて50代、60代になると
1/10程度に減ってしまいます。
そのため夜の寝付きが悪くなってしまったり、
細胞の老化が進みやすくなるとか
免疫力が下がっていろんな病気になってしまうことになるわけです。
私も子どもの頃はほんとによく寝た記憶があります。
夏休みは平気で12時間は寝ていた時もあった気がするんですよね。
また寝る子はよく育つと昔から言いましたよね。
昔は子どもを20時には寝かしつける習慣もあったような気がします。
最近は子どもを早く寝かせると言っても
21時くらいなんでしょうか?
メラトニンの分泌量のグラフを見ると、
新生児のときにはほとんど生成していません。
そして10歳位でピークで
130pg/ml(ピコグラムパーミリリットル)に達します。
それから40代まで一直線にメラトニンが下がり始めます。
メラトニンの量が減り出すと思春期が始まると書いてありますね。
なるほど。
メラトニンの量で思春期が早いか遅いか変わるんですね。
昔の子どもは早寝でしたが、
だんだんテレビや娯楽が増えて、
塾や習い事に小さいうちから通うようになって
帰宅が遅くなる生活になってきているんだと思います。
塾や習い事等ではなくても
ゲームを深夜〜朝方までやり続ける子どももいるそうですね。
子どもが寝るのが遅くなるにつれて、
早熟性が早まってきたと言われています。
これは最近だけではなく、
平成の時代から言われていたことです。
子どもの早熟性が早まると
体と知識や知恵、判断力など道徳的な事柄が
ちぐはぐになってくるという懸念がありますね。
それでいろいろな性犯罪などに巻き込まれるとか
大人の世界に早く入ってしまう。
それは幸せなことなのかなぁ?
めぐミカはこういうことも考えたりします。
ですので、子ども時代から
いろんなホルモンが適切な量で出されるように、
体の成長と頭・脳の成長がうまくリンクできるように
ご家庭で足を揉んであげると
その点では安定したり、促されたりして
心身ともに健やかに育ってくれるんじゃないかなぁと思っています。
メラトニンは60代以降は低迷
そして先程のグラフを見ると、
60代位からはかなり低迷しています。
グラフの数字は明確に書かれていませんが
5pg/mlあたりのところを指しています。
60代〜70代とずっと並行線ですが、
ゼロではないみたいですね。
微量しか生成しないということになっています。
歳を取ったら眠りにくくなるというのは
メラトニンのせいなんでしょうね。
次回は
『メラトニンを活性化するためにどうしたらいいのか』
をお伝えしますね。
きょうも最後まで聞いてくださりありがとうございました。
きょうもゆっくり眠れるといいですね。
シャローム
またね
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〈自己紹介&メッセージ〉
今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。
日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪
「歳だから」とか「治らない」「仕方がない」なんて、諦めモードの方!自分の人生を他人任せにするのはちょっと早いですよ。自分の身体や心は自分でコントロールできるように素晴らしく造ってあります。身体のシステムを整えれば、もう少し楽に歳を重ねていけます。だから、足を揉んで〜‼︎ もう少しあらがいましょう。
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