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不登校しながらの海外大学受験
学校嫌いの教育学を学びたい高校3年生の夏、
急に学校に行けなくなった
おそらく受験のストレス、親友と初の大喧嘩、多忙な生活が原因だと思う
学校に行こうと思っても途中の電車で気分が悪くなって引き返すようになった
週に何回か行けたり行けなかったりしていくうちに、小テストや課題に追いつけなっていった
不毛な戦いに飽きて、学校に行くのを諦めた
1ヶ月まるまる学校を休んだ
起きても誰からも連絡はなく、孤独に家で大好きなカップラーメンを食べた。そのカップラーメンもどんどん美味しく感じなくなってきた
(ちなみにカップヌードルのトムヤムクンです)
同級生が受験に向けて全力で動いてたり、課外活動で出会った人たちの華々しく活躍する中、自分は寝転がりながらYouTubeを見続ける
それなのにほぼ呼吸しかしてない昼夜逆転生活する私なんかと定期的に希死念慮を抱きつつ
何もする気が起きず、12時間以上寝てずっとトイレと食事以外はスマホを手放さない生活でも平均130歩でした
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そんな自分のカッコ悪さに毎日1時間くらい号泣し、朝日が昇る頃に眠りにつく
そんな生活を続けてたら、いつのまにか中間テストがやってきた
もうテストも休んで退学しよう
そう本気で思っていたら、親が珍しく「行けば?」と言ってきた
たしかに。ここでテストを受けないとこれまで高校で勉強を頑張ってきたことが水の泡だ...
高3の2学期だから、新しいことを習う訳じゃなくて、ひたすら問題演習ばかりだった。これまで頑張ってきた勉強の成果を発揮する感じだったので、模試を受ける感覚で受けてみた
授業でどんな単元を扱ったかを知る由もなく、出席番号順の席に座ろうとした
そんな時、音沙汰なかったクラスメイトが声をかけてくれた(気にかけすぎて声をかけられなかったと卒業後に言われましたw)
そんなこんなで中間テストは無事、悲惨な結果で終わったけど学校には少しずつ行けるようになりました
学校にいっても居心地が悪かったので、毎日ではないけど、少しだけ気が向いたら行っていた
そして、受験本番の11月(アメリカの大学受験)がきた。そこでまたも諦めかけた
やっぱり大学受験やめようかな、、、
今の自分にはアメリカに行く気力なんかない
と思っていたらまた親が珍しく声をかけられた
「ずっと行きたかったんでしょ」
今学校に行けてない自分がアメリカの大学に受かるはずない(いろんなとこから御祈りメールが連発する時期で鬼ネガティブでした)
エッセイを書く気力もない、、、
そうprocrastinate(鬼の明日やる詐欺)
しまくった結果、出願まで1週間切った
そんな時に、高校生活を振り返ってみた
右も左もわからず学校に対する不満をぶつけるように始めた課外活動、学校に反対されないため/受験で重要な要素になる成績を上げる。海外大学特化塾に所属しなかったため、周りに海外大受験について相談できる人がいなくて、Twitterを始めたりしてネットの情報を必死にかき集めてた(かなり52Hzに救われた)
夏休みもまともに存在せず、地獄なのか青春なのかわからない怒涛の3年間を私はどう終わりたいのかを考えた時に出てきた答えが
「アメリカの大学(第一志望の大学)」
にいきたいでした
自分のこれまでの頑張りをAO(入試審査官)に見せつけてやる!!と最後に力を振り絞って、締め切りの前日に提出した
正直、受かるわけないと思った。自分より魅力的な人たちが大勢受けて落ちるようなレベルの高い入試で私は何がアピールできるのか
アメリカの大学入試の面白いところは、いろんなタイプの人をとる
例えば、大学の持続性を考えて親が多額の寄付をしてくれそうな子(legacy admissions)、多様性をアピール/逆境の中努力した子を評価するために社会的弱者やマイノリティーを積極的にとる(affirmative action)や家族初の大学進学者になるため沢山努力をした子(first generation)
そこで私は大学への愛は誰にも負けないと思って、積極的に大学へ愛情表現(アピール)をした
自分のパッションや大学への思い・興味を示すために何回もメールして、オンライン説明会に出て質問をして、顔と名前を覚えてもらえるように国内のイベントに出席して出会った卒業生と連絡先を交換し、半分ストーカーのように在校生にDMして面接情報を聞き出した
第一志望の他に受けてたEAの全ての大学(2校)から合格をもらいました!
そして18歳の誕生日の2日後に、第一志望の大学からStatus Update(合否結果の通知をしました)というメールが届いた
しばらく開けられずに数時間放置して、母と結果を見る決心をした。(落ちたら来年も受験しようと思っていた)
すると、目の前に紙吹雪があらわれた
つまり、合格しました!!!!!!!!
嬉しすぎて母と泣き叫びました😆😭😱
人生で一番嬉しい瞬間でした
そして8日後には大学からウェルカムパッケージというお祝いが届きました
本当に私はこの大学の一員になれたんだ
あれは夢じゃなかったんだって思いました
そんな精神状態がジェットコースターのまま、今年の3月に高校を卒業しました!
そして、私のギャップイヤーが始まりました
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