お家でガチ中華レシピ:「葱油拌麺」知らぬは、上海にいるとは言えぬ
葱油拌麺を知っているか?
「拌麺(バンメン)」は簡単に言うと「汁なし麺」「混ぜ麺」である。
日本人はついつい「麺」を食べるときは、スープ熱々めんを想像してしまうのは私だけだろうか。
上海に住んで、「面館(麺屋さん、地元系ラーメン屋さん)」に通って、周りを見て感じたことは、汁のない麺をみんなよく啜っている。
こっちの麺は、カンスイなしの素朴な麺が多い。
特に「葱油拌麺(ツォンヨウバンメン)」はその名の通り、「葱油」を麺に和えただけの麺料理。
さらに甘ジョッパイ、タレも絡みついてくる一皿だ。
上海料理はよく「甘い」と言われる。
その極致がこの一皿な気がする。
中毒性はU.F.⚪︎級!
初めて食べた感想は、甘ジョッパイ爆弾!例の焼きそばと並ぶ中毒性!
もちろん、日本の焼きそばとは味は全然違うんだけれど、濃さとインパクトはソレに近い。
しかも、つくるのも簡単で、材料もシンプル。
倣法(レシピ)
【材料】
中華麺(生麺または乾麺) 2人前
青ネギ 、小葱 1束
油 大さじ5(植物油またはラードがオススメ)
しょうゆ 大さじ5
砂糖 大さじ3
鶏がらスープの素 小さじ1/2
オイスターソース 大さじ1
【つくりかた】
葱油をつくり、その油でタレをつくって、麺に和えるだけのシンプルな料理です。
葱油(ねぎ油)を作る
青ネギを5センチほどの長さに切ります。フライパンに油を入れ、切った青ネギを入れて中火でゆっくりと炒めます。ネギが焦げ茶色になり、香ばしい香りが立つまで炒めます。これで「葱油」が完成です。
完成したら、火を止めてネギだけを取り出し、油はそのまま残します。
タレを作る
フライパンに残った葱油に、しょうゆ、オイスターソース、砂糖、鶏がらスープの素を加え、全体がよく混ざるまで温めます。火を止めておきます。
※ローカルレシピでは、すぐに熱い油に醤油を注ぎ跳ね散らかしますが、少し粗熱をとったほうがつくりやすいのでおすすめ
麺を茹でる
中華麺をパッケージの指示通りに茹で、茹で上がったら水気をよく切ります。
仕上げ
茹でた麺をボウルに入れ、作ったタレを加えて全体をよく和えます。
取り出していた炒めた青ネギも上にのせ、全体を混ぜて完成です。
お好みで、タレをつくるときに干しエビを入れるのもコクが出ておすすめ!
簡単なのに、本格的な味。
お好みで最後に、小口切りにした青ネギを添えても美味しい。
试试看做吧!
(ぜひつくって!)
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